”けん”です。本日のゴルフレッスンは、「バンカーショットは抽象的」です。それまで順調にプレーしてきた、同伴者とも余裕の会話、ベストスコアとは行かないまでもそれなりのスコアでホールアウトできそうだ!・・・
最終ホール、グリーン周りのバンカーに入ってしまった!普段どおりのショットをすれば、慌てることなくバンカーから脱出できるはずだった。グリーンに乗せて2パットでも十分なのに・・・
バンカーからボールが出ない!
今までの余裕の表情も豹変!周りがなにも見えなくなった!バンカーからどれだけ打ったかも覚えていないけどようやく脱出。バンカーから出たときは、先程までの自信の欠片も見当たらないほど、落ち込んでしまいます。
バンカーショットのゴルフレッスンは、何となく抽象的で、想像の世界を伝えるレッスンが多いと思います。感覚を伝えることに重点を置いてのレッスンです。感覚を伝えられたとしても、ブッツケ本番では、上手くいくはずもなく”撃沈”することがオチです。
かなづちの人に「泳げ」といっている様なもの。
「イルカのように泳げ」と告げられて海水浴に連れて行くような無謀なことなのです。
ゴルフで入れてはいけないバンカーといって逃げてばかりでは上達できません。バンカーに入ったときにどのように対処するか、その方法を身に付けていて場合によっては逃げることも”アリ”だと”けん”は思います。
よくあるゴルフレッスン/バンカーショット
- スプーンでプリンをすくうように打つ
- ボールの下の紙幣(千円札)をイメージして、それを飛ばすようにして打つ
- 残り距離の3倍の力で打つ
- ボールを落としたいところに砂を飛ばすイメージ
- 3~5センチ手前にヘッドを入れる
- 砂とボールが一つの固形物として飛ばすイメージ
などです。みなさんにシックリする言葉は見つかりましたか?
現実的には、いつも足を運ぶ練習場にしっかりとしたバンカーショットができるアプローチ練習場があることがもっとも良いです。。みなさんの練習場にアプローチ練習場ありますか?存在しても使っていなければ抽象的なゴルフレッスンに頼らなければなりません。
アプローチ練習場でのバンカーショット
アプローチ練習場があれば、たくさん練習してください。バンカーショットに限ったことではありませんが、とくにバンカーは練習不足です。練習量に比例してすごい勢いで上手くなると思ってください。
ブッツケ本番ではできないことをたくさん試すことも大切です。フェースの開き具合を確かめてみてください。開いていると言っても大して開いていなかったりするものです。ボールの3~5センチ手前にヘッドが入っていますか?砂質が影響することが分かると思います。本当に3~5センチ手前でいいのでしょうか。
あと、試した方がいいのが、ゆっくりと雰囲気を出して振ってみることです。本番では怖くてなかなか出来ないはずです。練習でのミスは上達への近道です。たくさん打って感覚を磨いてください。
ゆっくり振ることで距離感が合うことに気づくはずです。ゆっくり振ることで脱出できなかったときのことを考えてしまい、本番ではなかなかゆっくり振れないものです。練習をすればバンカーから寄せワンがたまに出来るようになると思います。
ではまた
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