フェアウェイウッドとアイアンの隙間を埋めるためもしくは取って代わるゴルフクラブ。それがユーティリティ(ハイブリッド)です。フェアウェイウッドやロングアイアンが苦手というゴルファーにとって「やさしいクラブ」として広く使われています。
ユーティリティの形から大きく分けて3つに分類されます。フェアウェイウッドとアイアンの中間のM型(ミッドクラブ)とI型(アイアン)があります。またフェアウェイウッドの流れを組むW型(ウッド)もあります。これはショートウッドと呼ばれユーティリティというよりもフェアウェイウッドに近いのですが、ユーティリティと同じ距離を狙うためここではユーティリティにも入れておきます。
ユーティリティが人気になったのはプロギア/PRGAの「ズームi」。プロも使用していたこともあって上級者のキャディバッグには「ズームi」が入っていました。常に革新的なゴルフクラブを作り出すプロギアは間髪入れずW型のシャローフェースの「ズームf」を投入しました。
また、I型はフォーティーンの「HI-858」をトッププロ(アーニー・エルス選手)が使用していて「どこのクラブだ?」と話題になりました。ユーティリティーをアマチュアに定着し始めたのはこの頃です。
他にもリョービの「ビガロスメディア」はアベレージゴルファーに、キャスコの「パワートルネード」は上級者に使われるようになり、ユーティリティは大衆化しました。
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参考記事/参考リンク
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