
“けん”です。本日のゴルフレッスンは「スコアのまとめ方を知る方法」です。朝一のティーショットでOBを打ってしまうと舞い上がってしまうものです。最初からOBなんか打ってたらベストスコアどころか、ここ最近のラウンドの中で一番ワーストスコアになってしまうのでは?と不安になります。

ところが、実際にハーフが終わり計算してみると普段となんら変わり映えのしないスコアになっていることも多くあります。こんなとき必ず「最初のOBが無かったら・・・」と考える人がいます。
朝一のショットを無難にこなしスタートが切れたとしたら、それは最高の滑り出しなのですが、OBを打ったときとさほど大差のないスコアになっています。スコアは平均するものです。ただこの言葉だけで解決するのは納得できません。
こう考えてみたらどうでしょう。スタートホールを無難にクリアできたとき、OBスタートをしてしまったと自分に言い聞かせてその後のホールをラウンドしてみるのです。
次の2番ホールは右ドッグレッグだったとします。普段なら右側をショートカットして残り90ヤードくらいになります。1番でOBを打っているので正面のバンカー方向へ向けてティーショット。セカンドの距離は150ヤードほど残るものの難しいショットではありません。
3番ホールは打ち下ろしのパー3。カップが右端に切ってあります。普段、この位置であればでピンをデッドに狙うところですが、今回はグリーンの中央とピンの中間方向を狙います。左に外れてもグリーンに乗りますし、右に曲がればピンに寄ります。まっすぐに飛べば狙い通りなので落ち込む必要もなくなります。
すると自分の中で葛藤してくるものです。本当はOBも打っていないのに何でこんなことしてるんだ。
では”こんなこと”っていったいなんでしょう。実はこれがあなたのスコアをまとめるためのポイントになる部分です。
危機管理は知らず知らずのうちに自分自身が身につけているものです。ゴルフにおけるスコアのまとめ方も同じようなものです。ただそれに気づこうとしていないだけです。
ミスした時にこそ上達のヒントが隠されています。みなさんのラウンドで確かめてみて下さい。
ではまた