”けん”です。本日のお題は「打上げホールの注意点」についてお話します。前回の続きになります。知っているのと知らないのでは大違いです。まだ読んでない方は、前の記事をご覧ください。
打ち上げのホールで、ボールが地面に落ちるところが、アイアンで打った弾道の高い位置(放物線の頂点から少し下がった位置)で着地してしまいますので、軌道の接線方向を考えると、ロングアイアン並みもしくはもっとロフトの立ったクラブの落ち際になるはずです。
(ちょっと大げさですが、前回は、3番手上げて、6番アイアンで打つ例でお話しします。)
ボールのスピン量は6番アイアンですので、それだけが頼りということになります。最近は高麗グリーンをあまり見かけなくなりましたが、以前は高麗グリーンばかりでした。高麗グリーンは硬く、ボールがグリーンに直接落ちると奥にこぼれることが多くありました。
冬場の高麗グリーンでは、グリーンが凍っていて、どうかするとボールが大きくバウンドして、「スプリンクラーの蓋にでも当たったのかなぁ」なんてことがありました。それくらい硬くなるときがあります。
最近は、ベントグリーンの影響もありますが、グリーンに直接着地しても、ベントグリーンの柔らかさで、ボールを止めてくれるようです。それでも、打上げのホールでは、ベントグリーンと6番アイアンのスピン量で、止めやすくなりましたが、オーバーすることも多いはずです。
絵を見て分かるように、接線の方向が、グリーンが高くなればそれだけ、直進性が増します。低いところにあれば、縦にボールが落ちるので、先に進む力はなくなります。だからといって、打上げのホールを高い弾道で攻めるようなパワーはありません。
ではどうするの・・・
ティーショットで振り回せ!
少しでもグリーンに近づいていたほうがいいな(^m^)
また、グリーンも高いところにあるわけですから、水はけがよく、風の通り道になっていることが多いです。グリーンが速いことが多くあります。奥に外すと痛い目に合うことがあります。みなさんは十分注意してください。
ではまた