ゴルフな気分-ゴルフクラブの選び方/売れ筋ギア

”けん”です。本日のゴルフレッスンは「練習内容を確認する」です。ゴルフの練習場へ行くときに練習の内容を考えていますか?

一般的に「渡されたコイン全部打っちゃうゾ!」とか「ドライバー中心の練習」、「スライスしないように練習する」といった内容だと思います。この3つに上達のポイントになる言葉は見当たりません。

というのも、明確な対策が立てられていない点が気になります。

「コインをすべて使い切る」ということを考えるよりも番手別に数を振り分けるほうがまんべんなく練習できます。コイン1枚(50球として)でクラブを持ち替えることにすれば、48球、49球と最後の50球に近づくにつれ最後はナイスショットで締めくくりたいと考えますので緊張感がいくらか違うはずです。

ゴルフは緊張感がとても大切です。緊張感があるということは真剣にボールを打とうとしている証拠です。緊張することが悪いことでは決してありません。ゴルフの上達には緊張感が大きな役割を果たすことをゴルフの経験者であればご理解いただけるはずです。

「ドライバー中心の練習」もどのような練習なのか具体的に考えるようにしたいものです。ドライバーが安定しないのであれば、どこをどうすれば安定するのか、頭の中で整理して自分なりの答えを見つけ出し練習場へ向かうべきなのです。

それがないのであれば、練習場にいる時間が無駄になります。結局、昨日までと何も変わらない問題を残したままの練習を惰性で行なってしまいます。結果としてドライバーが安定しないことを確認しに行くようなものです。

「スライスしないように練習」するのであれば、スライスの原因をしっかりと探るために練習したり、それが分かっているのであれば、解決策を1つではなく2つ3つと練習場に持っていくべきなのです。

持ってきた1つのスライス対策が役に立たない場合、ものの10分もすれば、やることがなくなるのです。そうするとこれまた惰性で今までの練習を繰り返し、”スライスの練習”をしているような感じになってしまいます。

まずは自分のスライスに限らず、一般的なスライスの原理を理解することが大切です。子供の頃はやっていて自然に体が反応することもありましたが、もうその頃とは違います。最初に頭で考えなければ、頭に理解してもらわなければ、道は開けません。

考え方を変えてスライスを自分のものにすることも逆転の発想です。このままでは使いものになりませんが、もっとレベルの高いスライスにすることを考えたり、スライスでもつかまったボールであれば戦えるわけです。そうなるための具体的な練習の内容を考えるべきです。

このようにせっかく練習場へ行くわけですから、問題に対する課題や対策をしっかりと立てて持ち込むことが大切です。シングルになりたい!70台でラウンドしたい!願うだけではいけません。願うからにはそれなりの行動を起こさなければいけないのです。

行動に移した時点で、一歩、目標に!または夢に!近づいたことになりますよ。夢も描き続ければ見えてくるようになります。最初の一歩が大切です。夢が見えているのは夢が現実の目標になりつつあるからではないでしょうか。

ではまた