本日のゴルフレッスンは「確実にパーを取る方法」です。確実にパーを取る方法を模索してみましょう。ポイントになるのは”確実”という言葉です。パーはホールの基準となる打数です。
パーも人それぞれに捉え方が違います。初心者にとってパーは18ホールで1回取れるかどうかですし、上級者にとってはパーはそれこそ標準値。アベレージゴルファーにとってはパーを1つでも重ねることが自分の目標スコアにつながることになります。
パーを取る方法は3つある
実力が違うとしてもパーを取る方法は限られています。
- パーオンして2パット。
- アプローチで寄せて1パット、いわゆる寄せワン。
- グリーンの外からチップインパー。
基本的にはこの3つしかないはずです。(パー4を1オン、パー5を2オンなどは省いています。)
確実にパーが取れる最終的な状況とは、誰でも入れることができるパットを残すことで一般的にはOKパットと呼ばれるパットです。ここが確実にパーになる最終的な状況です。
OKパットの状況を作り出すためには、上記の基本的な3つのパターンのうち、パーオン2パットと寄せワンの2つだけが条件に当てはまることは分かるはずです。
パーオンして2パット
そのため、ティーショット、セカンドショットがそこそこ上手くいかないと確実にパーを取ることは困難になります。パーオンして2パットはゴルファー誰もがパーを取ることができる簡単な方法ですが、ティーショットとセカンドショットが上手くことが前提になります。
寄せワンでパー
一方、寄せワンは、アプローチを寄せることでパーを取るわけですから、アプローチの技量が問われることになりますが、グリーンまで20ヤード・30ヤード離れていてOKをもらえるくらいに寄せるのは至難の業です。
そのため、ここでの寄せワンの条件として必ずセカンドショットでグリーン周りまで運ぶことが大切になります・・・!?
ここで・・・
「アレッ!?」と思われた方も多いはずです。
「セカンドショットでグリーン周りまで運ぶこと」と言いましたが、それくらいなら「オレだってできてるよな!?」ってことに気づきますよね。それでもパーが取れていないのであれば、アプローチでミスしていることも分かるはずです。
パーを取りにいくためには、アプローチの実力を上げることが大切だということが理解できるはずです。今日からアプローチの練習を始めましょう。
1つのアプローチを身に付ける
アプローチといっても、たくさんの打ち方を覚える必要はありません。1つだけ自信が持てるアプローチを身に付けることです。それができれば、すぐにバリエーション豊かなアプローチになります。ライによって番手を変えたり、フェースを開閉したり、ボール位置を少しだけ変えるだけのことなのです。それが結果としてアプローチの種類ということにつながります。
アプローチが上手くなれば、シングルになれると思っている人も多いはずです。しかし、実際にシングルプレーヤーになる人は、セカンドショットでグリーンにガンガン乗せてくるものです。そしてあっという間にシングルになります。
シングルになる人には、ある程度の勢いがあるものです。シングルプレーヤーに駆け上がり、その後、持続できるかどうか、それがアプローチにかかってくるような気がします。(あくまで個人的な考えです)
勢いがあるうちは攻めのゴルフができますが、長くそれなりのスコアを維持するためには、好不調のときもあるわけで、絶不調のときこそ、スコアを必要以上に崩すことがないようにしなければなりません。
そのときに必須になるのがアプローチの実力です。”そのとき”のためにアプローチを練習しておきましょう。ミスショットしても、アプローチが上手く行けば何度も再起可能です。ここで我慢できれば、最終的にこの考えがパー5でバーディを取れる状況につながります。
ではまた