”けん”です。本日のゴルフレッスンは「初心者のほうがパッティングが上手いのか」です。
初心者のパッティングといえば、まっすぐ打つことで奥の土手に当ててカップインすることが多いです。素直なパッティングは一切の邪念がなく多少のフックラインでも、だたまっすぐ打つことでカップインさせます。
たとえラインを読んだとしても何もとらわれることなく考えることができるので、大胆なラインを取ることができてカップインすることもよくあります。初心者のパッティングが入る理由だと思います。
ラウンドを重ねていると経験からくるデータをもとに「右に抜けるかも」とかまっすぐのラインであっても「右カップいっぱい」で狙ってみたりと疑うことから始めてしまいます。
距離感だって同じです。オーバーして返しを決めきれず3パットというベタなミスをすることはアマチュアでも上級者でも何度も経験していることで、今後少なくなるかもしれませんが、決してなくなることはありません。
そのようなことがありしっかりと頭の中に経験値として残っています。グリーンが速かったり、大事なパットで緊張したり、ホールの奥が下りになっているときなど、以前のトラウマを思い出しどうしても打てなくなってショートしてしまうこともあります。
「初心者のころのほうがパッティングが上手かった」ということをよく話しますが、厳密にいうと本当に上手かったわけではなく、現在のほうが明らかに上手いはずなのです。
しかし、初心者のときのラウンドではナイスショットのイメージも少なく、すばらしいショットと言えば、何度も行ったり来たりして結果4パットだったとしても最後に入れた4メートルのパットのイメージが残っているものです。
3パット目までは都合よく忘れていて、というよりもあまりにもミスショット・ミスパットが多すぎで覚えていないのです。それが「初心者のころのほうが・・・」ということにつながるのだと個人的には思っています。
同伴者もそこしか褒めるところがないので、当の本人は「昔はパッティングがよく入った」と覚えているのでしょう。
本当に初心者のころのほうがパッティングが上手かったとしたら、現在は目も当てられない結果になっているはずです。
ではまた
パターの選び方を様々な角度から解説。ピン型・マレット型などのヘッドの種類別、長さ、ベントネックシャフト型・センターシャフト型のネック形状やどんなグリップが良いのかなどパター選びの大切なポイント徹底解説