
天候悪化が懸念され3サム2ウェイで行なわれた2019年、マスターズ最終日、タイガー・ウッズが5度目のとなるグリーンジャケットを手にしました。

ファンのみなさんもタイガーが復活しプレーしてくれるだけで嬉しかったわけで、怪我をしないようにプレーしてほしいと願ったものです。
それなのにメジャートーナメント、しかもマスターズでの優勝ということで、改めて私たちは「ゴルフの歴史」を今まさに見てるんだと感じました。
ちょっと気の毒だったフランチェスコ・モリナリ
パトロンがタイガー・ウッズの応援に夢中になってしまいフランチェスコ・モリナリにプレッシャーがかかってしまったのではないかと思います。いいプレーをしていただけに途中、池ポチャしたときにはかわいそうな気がしました。
体が小さいのに飛距離も出るし、ショットは正確。これからもメジャートーナメントのチャンスはたくさんあるはずです。がんばってほしいですね。
すべてにおいて凄みを感じるブルックス・ケプカは12番パー3でダボを叩くも13番パター5ですぐにイーグルで取り返すあたりはさすが。ブルックス・ケプカの底力を見た感じがします。また、ダスティン・ジョンソンがいつの間にか2位タイまで来ててビックリしました。
よくがんばった金谷拓実
アマチュアの金谷拓実は最終日スコアを落としたもののよくがんばったと思います。予選を通過するだけでも大変なマスターズで3日目は68で回り、私たちを驚かせてくれました。今後の金谷拓実に期待したいです。
松山英樹はずっと調子が悪い状態がマスターズまで続いているので、早くそこから脱出してほしいところです。調子が悪くてこの成績ですからすごいといえばすごいのですが・・・
松山はどうしても私たちが日本を背負わせてしまっている部分があります。日本という枠に入りきれないほど選手なのに、申し訳ないです。
小平智はそろそろ結果を出さないと厳しくなってきました。日本ではオールラウンドプレーヤーと感じていた小平のプレースタイルも米ツアーでは厳しいのか。フランチェスコ・モリナリなどいいお手本にしてみるのもありだと思います。
まとめ
順位 | スコア | 選手 |
---|---|---|
1位 |
-13 | タイガー・ウッズ |
2位T | -12 | ブルックス・ケプカ、ダスティン・ジョンソン、ザンダー・シャウフェレ |
5位 | -11 | フランチェスコ・モリナリ、トニー・フィナウ、ウェブ・シンプソン、ジェイソン・デイ |
9位T | -10 | リッキー・ファウラー、ジョン・ラームほか |
あらためてみると大混戦の2019年マスターズでした。上位には名の知れた選手ばかり。以前であれば、タイガーの名前がリーダーズボードで上がってくるだけでスコアを落としていた周りの選手も、今では無くなってきたと思います。
その中で優勝するタイガーはやはり歴史の人。優勝おめでとう!
ではまた
マスターズ・トーナメントについて解説。名前の由来からパトロンまで