ゴルフな気分-ゴルフクラブの選び方/売れ筋ギア

”けん”です。本日のゴルフレッスンは「ワンパターンは強い」です。80台でラウンドできるくらいになると、左右にボールを曲げることができたり、スピンを掛けることができるくらいの実力になっていると思います。

ボールを操る精度は低いにしても、練習場でいろいろと試して打つことは非常に良いことです。ただし、練習場で試すだけにすべきです。自分の持ち球になったのであれば別ですが、持ち球が他にある場合は、それでラウンドすることが大切です。

フェードで攻めたいホール、フックを掛けたいホール。コースではいくつもの誘惑に駆られるものです。よく考えてみてください。フックを掛けたいホールでも持ち球のフェードで十分攻めることができるのではないでしょうか。

ちょっと引き出しが増えただけで何となくそれを出したくなるのは分かります。しかし、それを使うのは相当な場面だと理解しておいた方がいいでしょう。練習場では10球中7球打てたとしてもラウンドでは残りの3球が現れるものです。

特に緊張感漂うラウンド中はボールを思いのままに操ることは非常にむずかしく、持ち球を打つことすらむずかしく感じることもあるのです。ワンパターンが一番です。自分のワンパターンを持っているゴルファーは強いです。

普段から黙っていても打てる球筋が一番信用できるわけです。コースを見てドローボールやフェードボールなど球筋を決めるのではなく、まずは自分の球筋で打った場合、どこを狙えばよいか逆に当てはめることが重要です。

無理して持ち球で攻めているような気がするかもしれません。でも実際はドローボールで狙うことこそ精度が低く無謀な攻め方だと思います。

ワンパターンといえば、ルーティーン。自分のルーティーンをもう一度確認してみてください。毎回同じことの繰り返しで自分の癖がルーティーンになっていることもあります。それだけに自分のルーティーンを理解していないことが多いようです。

ルーティーンを理解してないなければ、ルーティーンが変わったときに気づかないことになります。それではルーティーンを行なう意味がないのです。ルーティーンどおり行なっていることで階段を一段ずつ上がるように良い意味で周りが目に入らなくなり集中できるようになります。今行なうべきことが鮮明になってくるはずです。

そこには同伴者はナイスショットだったけど自分は失敗するのではないかとか、右のOBに打ちはしないか、などといった不安はなくなってくるものです。たとえそれで失敗したとしても迷いのないスイングができたことはプラスになります。

原点回帰。

迷った挙句に元に戻ることで分かることがあるのです。必要なこととそうでないことを分けることができれば意外に簡単に70台でラウンドすることができるかもしれません。

ではまた