”けん”です。本日のゴルフレッスンは「左肘の引けを直す方法2」です。左肘の引けがもたらすミスショットは即トラブルになることが多く、モチベーションが下がってしまいます。
右肘の引けが原因でミスショットするとスライスになりやすいわけで、OBを出してしまうと打ち直しでは「右にやりたくない」という気持ちが強くなり・・・
左にヒッカケることになります。
普段からアウトサイドインの軌道でしっかりと振っているわけですから、それに加えて”右に打ちたくない”と考えれば、(常に最大限左に振っているスイングなので、これ以上左には振れません)フェースを被せる以外にないのです。左肘の引けが身についていれば、自然に出てしまうミスです。
そのため、スライサーに「もっと左を狙うべきだ」とアドバイスすることは、ある意味、致命傷を与えてしまう言葉になるのかもしれませんので、状況に応じて”使いたいものです”。
では、左肘の引けはどのようにして直せばいいのでしょう。前回は、できるだけゆっくりと左肘が引けないように振ることから始めると良いということでお話しました。これはとても大切なことで左肘の引け以外にも効果のあるレッスンです。
ゆっくりと振ることで左肘が引けないように振ることが分かれば、この形のままにフルスイングすることにつながるかどうか見極めてください。結局のところ、左肘が引けないことで今までのスイングの中に変化した部分が必ず出てくるはずです。
その部分は今まで使ったことのない部分であったり、使っていてもタイミングがまったく違ったりと心地よい違和感があるわけですから、すぐに見つかるはずです。それを意識しながらスイングすることです。その場合、左肘の引けを気にすることなくスイングすることにしましょう。
しばらくスイングを繰り返し、再度、左肘が引けていないか確認してみてください。引けていなければ今のままでしばらくスイングを繰り返すことにして、左肘が引けている場合は、左肘が引けないようにゆっくりとスイングすることから始めます。この繰り返しで直していきましょう。
左肘の引けは一度、癖になるとゴルフをしている限りつきまうことになる最悪の癖です。左肘を引けないようにしてできるスイングを常に模索することが大切です。
ではまた