”けん”です。本日は飛距離アップについてお話したいと思います。
以前からお伝えしていますように飛距離アップには「加速」が大切です。同じヘッドスピードの人は世の中にたくさんいます。ところが飛距離は違います。スイングもバラバラで使っているクラブも違うのです。
飛ばし屋の共通点は加速力!体が大きいわけでもなく、マン振りしているわけでもないのに飛びますよね。女子プロが典型的です。体も小さい、ヘッドスピードだってそれほど速くない。力だって一般男性からするとありません。
なのに飛ぶんです。これには加速力が深く関係していると思います。
インパクトを迎える前のヘッドスピードが遅く、インパクト中、加速度が大きいほど飛距離が伸びるわけです。この差が小さいと飛距離アップは望めないと思っています。つまりボールの前は遅く当たった後は速くということです。
以下 以前の記事の引用です。
・・・・ ご自身のもっているヘッドスピードの使い方です。理屈っぽくなるかもしれませんが、お許しください。ダウンスイングでゆっくりスタートし、ボールと接触するときから、スピードアップすることです。「なんだそれだけか!」って言われそうですが、これが最大飛距離を出す方法です。
「左足の前で音がなるようにクラブを振る」ってよくゴルフ雑誌やゴルフの教科書に書いてあります。あまりに抽象的で伝わらないですよね。これです。
ヘッドスピードが40m/sの方で考えてみます。
A.ボールに触れる前が40m/sボールに触れてから等速40m/s
B.ボールに触れる前が35m/sボールに触れてから加速40m/s
C.ボールに触れる前が30m/sボールに触れてから加速40m/s
このA・B・Cのなかでどれが一番飛ぶかというとCが一番飛びます。それはボールに接触している時間が長ければ長いほどいいということです。加速が大切です。
ジャンボ尾崎選手の全盛期は50~60センチボールを押していたと書いてありました。それが加速力です。ボールが潰れてフェースに張り付きます。
究極はボールに触れる前が0m/sボールに触れてから加速40m/s
これが一番飛びますが、何のスポーツでも同じです、助走(ダウンスイング)がないと加速させる事はできませんよね。非実現的です。タイガーウッズ選手やミッシェルウィー選手を見てください
・・・・
と書いています。詳しいことは以前の記事をご覧いただければ幸いです。
ではインパクト中に加速するとどのようなことになるか考えてみると、ボールがクラブフェースから離れたくても離れられないことが分かります。
「ゴルフクラブのシャフトは柔らかいほうが飛ぶ!」ってよ聞きませんか?あれは半分当たっていると思います。柔らかすぎると飛ばないし、硬すぎても飛ばないんです(ヘッドスピードが速い人は別。硬いシャフトでも柔らかく感じてしまう人です)。
シャフトが柔らかいとボールに当たった後、しなったシャフトが元に戻ろうとします。それで加速するわけです。特に最近のシャフトにはシャフトのしなり戻り倍などありますから上手にクラブを振れば、さほど練習もすることなく飛距離アップすることになります。
シャフトがヘッドスピードをアップしてくれることも間違いありません。最近は、飛距離をアップするためには少し長めシャフトが人気です。
長さは 46インチ ぐらいが人気のようです。
”けん”はトップからインパクトまでを助走距離と考えていますが、実際の助走距離ってボールがクラブフェースにくっ付いている距離ではないでしょうか。
そのためにはバックスイング・ダウンスイングも力むことなくインパクト以降に集中してみることが大切です。ヘッドスピードが速いことに越したことはありません。ヘッドスピードが速いと言うことは、最低限の飛距離が約束されているわけで決して飛ばないわけではありません。しかし、ヘッドスピードが遅い人は持っているものを上手に利用して打つしかありません。インパクト以降、加速力のプラスアルファーがあれば、今よりもっと飛ぶわけです。
そんなことを考えながら練習してみることも良いと思いますよ!
ではまた