エッジ近くに寄せる練習

”けん”です。本日のゴルフレッスンは「パッティングの距離感を磨こう」です。どんなにショットが良くてもグリーン上のパッティングがスコアのすべてを握ることになります。とても大切なプレーになりますが、パッティングを片付け仕事で終わらせている場合も多いのではないでしょうか。

3パットしてヘラヘラ笑っていてはいけません。スコアに換算してみると、パー4でパーオン(2オン)して3パットしてしまことと、ティーショットで池ポチャしたとして3オンして、2パットでホールアウトすることは・・・同じボギーです。

3パットはパー4の池ポチャと同じ扱いになってしまうのです。池ポチャしてしまうとガッカリと肩を落としてしまうのに対し、3パットは「3パットしちゃったよ~」くらいに軽く考えている場合が多いのです。

しかも、毎ホール、池はありませんが、3パットする可能性があるグリーンはすべてのホールに存在するのです。パッティングはそれくらい大切なのですドライバーはティーショットで多くて14回しか使いませんが、グリーン上のパターはすべて2パットで行ったとしても36回使用することになるとよく言われます。

簡単に比較することは出来ないと思いますが、トータルスコアの中で比率としてパッティングが占める割合が多くなることが分かると思います。とくに、上級者になるに連れ、スコアの中のパッティングの割合は大きなウェートを占めることになります。

ゴルフを続けていると、ショットはある程度上手く行くようになりるものです。そうすると少ない打数でグリーンに乗せることが出来るようになりますが、パッティングは変わりません。しかし、パッティングの重要性を理解している人とそうでない人とでは、大きな差が出ているのも事実です。

そして、パッティングは練習しさえすれば、上級者とほとんど変わらないか、もしくは上級者よりも少ない打数でプレーすることが可能になるのです。もっともスコアに直結するのがパッティングです。グリーンの外から直接チップインしない限り、パッティングを終えなければスコアを決定する(作ること)は出来ないのです。

パッティングでは距離感がとても大切になります。オーバーしたりショートしたりしていてはカップインの可能性は限りなく低くくなってしまいます。大オーバーすれば3パットになってしまいますし、ショートすれば気持ち的に次のホールに引きずってしまいます。

オーバー気味に打つとすれば、曲がりを薄めに狙わなければなりませんし、ジャストタッチで狙うときは厚めに狙わなければなりません。距離感が違えばグリーンの読みも変わるのです。

パッティングの方向性を出す練習もしなければなりません。これは自宅でも出来るのです。パターマットを購入すれば好きな時間に何時間でも練習できますし、カーペットが引いてあるのであれば、マットを引く必要もありません。

普段、打ちっぱなしでフォーム作り上げ、ショットを練習するのと同じように練習すればいいのです。しかし、パッティングの練習は、いつでも出来るという考えから後回しにしたり、同じことの繰り返しでマンネリ化した練習になり、長く続かないことがよくあります。そのため仲間と練習のも1つの方法です。何時間でも争いながら練習できると思います。

パッティングの距離感を出す練習はどこでも出来るわけではありません。一番良いのは、練習グリーンがあるゴルフ練習場やゴルフ場の練習グリーンです。やはり本当の芝の上で本来の転がりを経験値として積み重ねることが一番良いのです。

エッジ近くに寄せる練習

そして、その練習方法はいろいろありますが、グリーンエッジを使った練習などがよく紹介されています。グリーンエッジから自分の苦手な距離をとり(例えば5メートル程度)、グリーンエッジに向かってパッティングします。

このとき、エッジに乗らないように、エッジから離れすぎないようにギリギリで止めることを繰り返し練習すれば、距離感に重点を置いた練習が出来ると思います。練習グリーンでカップ周りに人がたくさんいるときなどはとても良い練習方法です。

また仲間と練習をすることが出来るのであれば、もっとシビアに練習しましょう。二段グリーンの上の段から下りるであろうポイントの手前ギリギリを狙う練習をしてください。あなたがギリギリに止めたとして、仲間がそれよりも先に止める、あなたはボールを拾い上げ再度挑戦します。この繰り返しです。下り傾斜なのでいずれどこかでボールが落ちることになりますが、これはエッジを使った練習よりも楽しく行なえます。

ギリギリで止める練習

カップを使ってもボールが入ってしまえば、実際は10センチオーバー気味に打ったのか1メートルオーバー気味に打ったのか分からないものです。もしもカップを使って練習するのであれば、カップに入らないようにして実際の転がりや距離感を確かめるほうが距離感の練習としては良いはずです。

みなさんのパッティングのときカップを外れ「ラインが違ったな」と簡単に考えず、距離感が合っていたのかどうかも頭に入れてラウンドしてください。ラインと距離感のどちらか一方を決めてパッティングするよりも、ラインと距離感に少しずつ修正を加えながら狙うポイントを決めるようにしましょう。

ゴルフ仲間がパッティングの重要性に気づく前に練習を始めてください。

パッティングが楽しくなればゴルフは数倍楽しさが増します。

ではまた