”けん”です。本日のゴルフレッスンは「アプローチのボール位置」です。ゴルフのスコアはティーショット・セカンドショットの調子が良ければ、それなりの好スコアが期待できますが、調子が悪くても自分のアプローチを一つ持っていればそれほど崩れることもありません。
調子に左右されないアプローチ
得意のアプローチの形を持っているとショットの調子が悪かったとしても、スコアはどうにかなるものです。スコアをショットにばかり頼っていると良いとき悪いときで大波それも津波になってしまいます(^m^)。
「スコアを作る・まとめるのもショートゲーム」です。スコアの7・8割は150ヤード以内の出来事だと言われています。ショートゲームを制すればゲーム全体を支配できます。何より出だしが悪くてもアプローチで粘っているといつの間にか波に乗っていけるものです。
パーを粘っこく取り続けているとその内、ティーショットが良くなり、セカンドショットが良くなることはよくあります。アプローチで寄せることができると不安要素がなくなり、力むこともなくなります。大きなミスさえしなければ”どうにかなる”的な気持ちになり嘘みたいに調子が上がっていくお調子者をたくさん観てきました。
アプローチの種類といえば
アプローチには大きく分けて3つあります。ボールを転がし寄せるランニングアプローチ。ボールが少し飛んで少し転がるピッチエンドラン。ボールを上げて高さで止めるロブショット。
ランニングアプローチ
この中でもっとも推奨されるのはランニングアプローチです。ただ実際に試してみると距離感がとてもむずかしいことに気づくはずです。頭を使ってフルにイメージをしなければならないわけで、それだけのラウンド経験がないとイメージが湧いてこないと”けん”は考えています。
ロブショット
一方、ロブショットはもっとイメージが湧かないのですが、「トラブルからの脱出を楽しむ」ということで、どちらにせよ、ミスするのであれば起死回生のショットをしたいと、ほぼミスすること前提で行ないますので気持ち的には割り切れていて、思い切りよくロブショットできることがあります。上手くいったときの記憶が強烈に残っているので嫌な気がしないと思います。
ピッチエンドラン
ピッチエンドランは最も使われているアプローチです。クラブを変えることでボールが飛んでいる距離と転がる距離も違ってきますし、ゴルフクラブ自体普通に打てばピッチエンドランになることからもっともシンプルなアプローチなのかもしれません。
アプローチのボール位置
ようやく本題に入るわけですが、みなさんはアプローチに何を求めていますか?
「アプローチは方向性だ!」なんて人はほとんどいないと思います。アプローチは距離感だとみなさん思っているはずです。しかし、最初はその距離感がなかなかどうして合わないんです。いきなりラウンドして距離感が合わないのは当然です。
”けん”も距離感が合わなくて最初は困り果てていました。ボールの位置は右足つま先の前くらいにあったと思います。アプローチでダフリたくないのでだんだんボールの位置が右に右に移動したものです。これも決して悪いことではありません。
”けん”の場合、ボールの位置を右に置くことでホッとするのはSWでアプローチをするからなんです。右に置かないとバンスが先に地面に当たってしまい弾かれた経験が何度もあるからなんです。
距離感が合うのボール位置
アプローチをSWと決めないのであれば(AW、PW、9Iなど)、ボールの位置をパッティングのボール位置にすることで距離感が合うことがあります。
ドライバーショットやセカンドショットのアイアンショットは、方向性ばかり気にするものです。それに比べパッティングはアドレス時点で方向性は決まっていますので距離感に気を使いながらパッティングします。
それだけにボールがパッティングするときの位置にあると、たとえそれがアプローチだったとしても距離感が何となく掴めるものです。そこにボールがあるだけでイメージが湧いてきませんか?
みなさんもパッティングの経験はたくさんしているはずです。この経験がアプローチに役立つと思います。”けん”だけかもしれませんけど。
ではまた
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