その日一日の流れを決めてしまうこともある「出だし3ホールの大叩き」について考えます。出だしの3ホールで大叩きすることがよくあります。私もよくありました。120叩いていたころは出だしの大叩きはそれほどスコア的に影響ありません。
100以下のスコアになってくると1打の重みが違ってきますので「出だしが問題」になることがあります。「出だし3ホールでのOB2発が無かったら」とタラレバをいう同伴者は必ず一人はいるわけですから、かなりの確率で出だしでつまずくことになります。
出だし3ホールの大叩きの原因
出だしの3ホールの大叩きの主な原因は
- 久々のゴルフで緊張する
- 朝一は体が動かない
- どちらに飛ぶか自分でも分からない
- クラブ選択に迷いがある
- グリーンの状況が分からない
- プレイング4がない
- 前日の練習で不調だった
など様々です。
1番ホールは朝一のティーショットが課題
ラウンド回数を増やしても、朝一のティーショットは緊張します。プロでも克服することがむずかしい課題です。それでもティーショットが終わってしまうと自分を早く取り戻すことができます。「今日がダメなら明後日がある」みたいな贅沢な克服方法です。
冬場は体が特に回らなくなります。しっかりとストレッチをしたりレンジでボールを打ったり、練習グリーンでグリーンの特徴をつかむことも大切になります。
おすすめはしっかりと持ち球を作ることです。インテンショナルショットでもいいです。必ずどちらかに曲がるというショットを身につけることです。失敗しても真っすぐまでというショットがとくに朝一のショットには有効です。
フックボールが理想です。スライスはボールが高く上がるためボールを止めるすべがありません。フックボールを打つとして最悪まっすぐ飛んだときのことを考えて右サイドのOBにならない方向を狙います。そのまま飛んだとしてもボールが残りますし、フックすれば狙い通りです。右を狙っている分左サイドは広く使えます。
2番ホールは調子に乗らない
上記はあくまで朝一のショットですが、1番ホールで上手くいくと調子に乗って2番ホールで無茶をしてしまうことがあります。「今日は調子がいい」と勘違いすることがあります。池越えを狙ったり、谷越えを狙ったり、短いホールをドライバーで攻めたり。
上手くいけばよいのですが、1番ホールが上手くいった今こそ冷静にならないといけない場面です。1番ホールの貯金をここで少し引き出してもいいくらいの気持ちで安全に攻めることに徹したいです。
3番ホールでは忘れている
3番ホールまで無難にプレーしていると「出だし3ホールの大たたき」についてはほぼ忘れています。それ自体良いことですが、今回のテーマが出だし3ホールですから「1番ホール・2番ホールでどうだったか」自分をしっかりと分析してみましょう。そして自分の調子と相談し、3番ホールの設定も頭に入れたところで攻めるのか守るのか決めましょう。
以上です。
出だしが上手くいくと自分が思ってもみないようなスコアが出ることがあります。それがかえって自分にプレッシャーになったりして後半大叩きすることはみなさんご存じのとおりです。
「ゴルフはスコアも平均する」なのかな。
それでもこれがゴルフの上達の過程です。上手くいかないと技術面を疑い、上手くいくと精神面で追いつめられるのです。
ではまた