2018年、全英オープンはカーヌスティで開催されます。むずかしいコースとされているカーヌスティなのでトッププロがコースに苦しむ姿をこれから4日間みることになります。今年は雨が少なかったカーヌスティなのでコースがカチカチです。また、日本人選手も10名出場するので楽しみがいっぱいです。
全英オープンゴルフについて解説。歴史や歴代優勝者、出来事など
2018年全英オープン1st
今年の全米オープンで優勝したブルックス・ケプカ。難しいコースセッティングを攻略しメジャータイトルを獲得しました。今回の全英オープンはカーヌスティ。カーヌスティも全英オープンが開催されるコースの中でも難しいコースとされていますので、今年の全米オープンを制したケプカは優勝候補の1人と考えられていますが・・・
1番パー4で1オンしてバーディ。今日はドライバーで攻めるのかなって感じでしたが、上手くいくのもドライバーですが、トラブルを引き起こすのもドライバーでした。
セルヒオ・ガルシアは10番ホールで、まったくティーショットで気にならないと思われたバリーバーン(ティーインググラウンドから400ヤードほど先にあるクリーク)にボールがつかまり、その中からセカンドを打ってボギーとします。
松山英樹も苦戦!
松山英樹は、タイガー・ウッズと同組。1番ホールであと一転がりでバーティでしたがカップの淵でとまりパー。前半ティーショットが曲がり、思うようなプレーができていませんでしたが、後半も同じようなショットが続きました。ようやく14番パー5でバーディを取りましたが、次の15番ですぐにボギー。ちなみに松山もバリーバーンにつかまりました。
コースはピンボール状態
どんなにいいティーショットを打ってワンバウンド目がフェアウェイに落ちたとしても跳ねて左右の深いラフや深いバンカーに入ることもありますし、フェアウェイが硬くボールが60ヤード以上転がることも多々あります。
ボールの勢いが止まるのを待つか、ラフ・バンカーがボールを止めてくれるのを待つか、ティーショットはほとんど、ゲームのピンボール状態です。打った後はボールに聞いてくれ、みたいな感じです。
ちなみに初日トップは、5アンダーでラウンドしたケビン・キスナー。スコア上位選手はほぼ前半にラウンドした選手たちです。池田勇太が1アンダー、宮里優作がイーブン、小平智が1オーバー、松山は4オーバーの110位タイとなっています。
まだ初日です。明日のセカンドラウンドに期待しましょう!
2018年全英オープン2nd
2018年全英オープン2日目。本日も有利不利が天候で左右されるような結果になってしまいました。松山英樹選手たちの組は、気の毒でなりませんが、これがゴルフであり、全英オープンではこのようなことは度々あります。
最初にラウンドした選手は、雨からのスタート。レインウェアを着用してのラウンドはスコアに影響します。ボールは止まるものの昨日とはまるっきり違うコースとなりました。
しばらくすると雨が上がり、柔らかくなったフェアウェイはボールは止まり、グリーン上でもスピンをかけることができやさしいコンディションになります。
松山英樹、予選落ち
松山英樹・池田池田勇太・宮里優作は最終ホールで叩いてしまい、大きくスコアを落としてしまいます。
そんな中で、小平智はいいプレーをしていたように思います。海外で1勝したことはだてじゃないことを証明してほしいところです。
カットラインが刻々と変化
前半は、カットラインが4オーバーかと思われていたようですが、状況が刻々と変化し、3オーバーは大丈夫・・・、「カットライン2オーバー」とテロップに表示されました。それくらいやさしい状況に変化していったことが分かります。後半スタートの選手はスコアを落とすどころか伸ばすことになったようです。結果的には3オーバーまでが予選通過となりました。
明日からの決勝ラウンドですが、個人的な優勝候補としてトミー・フリートウッドをあげときます。
残り2日、このまま終わることは考えにくく誰が伸ばしてくるのか注目です。
2018年全英オープン3rd
2018年全英オープン3日目。決勝ラウンドが始まりました。タイガー・ウッズが一瞬トップに立ちました。全盛期のタイガーを知ってるだけにどうしても期待してしまうのは私だけではないと思います。
結果的には、ケビン・キスナー、ザンダー・シャウフェレ、ジョーダン・スピースが9アンダーまで伸ばしトップタイに並んでいます。
大混戦の中団グループ
途中は大混戦でしたが、5アンダー~3アンダーまで団子状態です。ここから明日の最終日に優勝争いをする選手が出てくるかもしれませんね。その中に宮里優作もいますので、期待したいです!
それにしても初日のコースの難しさが嘘みたいです。
2018年全英オープン4th
2018年全英オープン最終日。今回個人的に期待していたトミー・フリートウッドですが、途中でOBを叩きあえなく撃沈でした。
モリナリが全英オープンを制す
優勝は、フランチェスコ・モリナリ。タイガー・ウッズと同組だったので放送にもよく映っていました。決勝ラウンドに入り、ノーボギーのモリナリが結果的に優勝したということで、チャンスを待つことのできる我慢強さもメジャートーナメントには必要だということなのでしょう。
初日からトップに立っていたケビン・キスナーは最終日にスコアを落として悔しい2位。最終日首位スタートの重圧なのか、前半にスコアを崩してしまいました。後半1アンダーと盛り返しましたが、届きませんでした。
日本人選手としては小平智がトータル1オーバーの35位タイ。川村昌弘は2オーバーの39位タイ。上位に行けるかもと期待された宮里優作は最終日に6オーバー、トータル3オーバーで47位タイで残念な結果となりました。池田勇太は4オーバーの51位タイ。
タイガー!やっぱり来るか!?
今大会、一番盛り上げたのは、やっぱりタイガー・ウッズ。最終日も途中でトップに立ちましたが、すぐにダボ・ボギーで落ちてしまいましたが、タイガーが上位で争ってくれると何かあるんじゃないかなと期待してしまいます。アプローチが冴えわたっていた感じです。
順位 | スコア | 選手 |
---|---|---|
1位 | -8 | フランチェスコ・モリナリ |
2位T | -6 | ケビン・キスナー、ザンダー・シャウフェレ、ロリー・マキロイ、ジャスティン・ローズ |
6位T | -5 | ケビン・チャッペル、タイガー・ウッズ、エディ・ペペレル |
マキロイにしろ、ローズにしろ、やっぱり上位に顔を出してくるんですね。途中、マキロイ行くんじゃない!って思ってしまいました。
ではまた