2018年、マスターズ初日。天候も比較的よくてスコアを出す条件は十分のような感じでしたが、それほどスコアは伸びませんでしたが、ジョーダン・スピースだけは6アンダーのラウンドになりました。
これが本当にマスターズのグリーンなの!?って感じです。解説の中島常幸氏いわく、例年よりもグリーンの芝目が強く切れると言ってました。確かにそんな感じです。普段のPGAツアーのグリーンに傾斜がついている、それくらいの感じです。
マスターズ・トーナメントについて解説。名前の由来からパトロンまで
昨年のチャンピオン、セルヒオ・ガルシア
15番ホールでグリーンに乗せるもののバックスピンで何度も池に入れてしまいます。このホールで13打を叩き大崩れ。15番の13打は歴代ワーストスコアになりました。マスターズではこのようなことがあるから怖いです。
ガルシアのショットはスピンをかけるショットが多いだけにこのような結果になってしまいました。
注目のタイガー・ウッズ
バックナインの途中まで我慢のゴルフが続きました。途中、ティーショットが曲がり始めましたが、。14番、16番でバーディーを奪い雰囲気がよくなりました。
18番のティーショットでは軽く振っているようにみえました。それくらいのスイングでラウンドすれば、結構いいスコアでラウンドできそうですが、タイガーのメジャータイトルに対する思い入れが、スイングを崩します。
途中、少しイラつく感じが見受けられましたが、まだ初日なので我慢してほしいところです。
我慢だ!松山英樹
今年TBSは、日本人選手のすべてのホールを放送するつもりなのか、私たちにとってはうれしい限りです。
期待の松山英樹は、大会前のインタビューでは調子が悪いと言ってましたが、その通りの結果だったと思います。14番ダボ、18番バーディーの1オーバーでホールアウト。結果は1オーバーでしたが、内容はパーを拾ってのスコア。
しかし、調子が悪くてもこのスコアでまとめるあたりは、さすが松山。簡単に調子が戻ることはないと思いますが、明日のラウンドでも我慢していれば・・・マスターズは分からないですよ。
安定の!?小平智
日本人選手の中でもっとも安定したラウンドをしました。どんなコースにも対応し、自分自身を冷静に見ることができる選手なので、大崩れをするようなことはないと個人的には思っています。できることできないことがしっかりと分かっている気がします。
宮里優作の人間性を感じます
宮里優作も安定したゴルフ。15番ホールではグリーン奥からのアプローチでしたが、少し強く入ってしまいセルヒオ・ガルシアが入れた池に入れてしまいました。しかし、本人は不満足だったようですが、アイアンショットはマスターズでも十分通用するようですし、淡々とラウンドしているように見えます。気持ちが前のめりになるわけでもなく、精神的にもとても充実している感じです。解説の中島氏が言ってた通り、悪くてもしっかりと受け答えしてくれるところは宮里優作の人間性を感じますし、応援したくなりますね!
池田勇太ですが、スコア以上に内容が荒れています。まだ、初日です。二日目に巻き返してほしいところです。
まとめ
いつものマスターズとは雰囲気が違う形で始まったわけですが、なんだかんだいいながら、上位に位置している選手はやっぱりなって感じになったようです。
明日は、予選カットラインが気になるところです。カットラインよりも上にいれば、守りに入ってしまいますし、下にいれば攻めのゴルフになります。結果的にカットライン上にたくさんの選手で密集しますので、三日目のことを考えると余裕をもって予選通過したいところですね。
順位 | スコア | 選手 |
---|---|---|
1位 | -6 | ジョーダン・スピース |
2位T | -4 | トニー・フィナウ、マット・クーチャー |
4位T | -2 | パトリック・リード、ローリー・マキロイ他 |
トニー・フィナウ・・・足、大丈夫か!
ではまた