新型コロナが影響する中、今年はいつもの時期にマスターズが開催されました。観客は少なくいつものマスターズと雰囲気が違います。ただし行われること応援したいです。
また、例の事故でタイガー・ウッズがいないのも寂しいですが、タイガーには治療・リハビリに専念してもらいたいです。もっと自分を大切にしてほしいです。
2021年マスターズ1stR
グリーンが硬くボールが止まりにくく難しいコンディション。そんな中、初日トップに立ったのはジャスティン・ローズ。7アンダーというビッグスコアで飛び出した感じです。大崩れしないオールラウンドプレーヤーなのでトーナメントの序盤から中盤にかけてローズを中心に進むはずです。初日とはいえローズについて行かないと優勝争いから外れそうな気がします。
今年の注目はデシャンボ
気になるデシャンボですが、ショットが安定せず、スコアを落としています。飛距離でオーガスタを圧倒するプレーをみたいのですが、上手くいかないようです。
松山、上々のスタート
日本人は松山英樹のみ参加。初日早い組でスタートしたわけですが、それが良かったのか、上々の滑り出し。3アンダーで2位スタートです。厳しいパーパットを何度も沈めていましたし、13番ホールでは池ポチャしたかと思ったら土手に止まっていてラッキーもありました。
松山がいい感じでプレーするものだから朝方4時過ぎまで眠れませんでした。
どんな形でも松山が活躍してくれるとうれしいです。
2021年マスターズ2ndR
相変わらず安定のローズ。もう40歳ということでビックリしています。やはりこの人が今年のマスターズを引っ張っているようです。
松山は初日ラッキーバーディーをもぎ取った13番ホールでグリーンの外からパターでイーグルを取りました。松山には珍しくおどけた表情。
明日から決勝ラウンド。ムービングサタデーと言われるくらいに攻めてくるわけで、場合によっては、順位がシャッフルされます。
キム・シウ、最低の行為
それにしても、パターを追ったキム・シウ選手。最低ですね。解説の中島常幸氏も怒ってる。ゴルフをしている人にとって気持ちはわかるけど、ゴルファーとしてやってはいけない行為。
ましてや手本とならなければならないトッププロ、しかもマスターズに招待されるほどの選手。見ていて気分が悪くなりました。
ゴルフは自然との闘いと言いますが、同伴のプレーヤーも気持ちのいいものではありません。お気の毒でした。
松山の天敵ジャスティン・トーマス
ジョーダン・スピースが久しぶりにいい位置にいます。やっぱりマスターズが得意なのか。
やはり松山にとって怖いのはどの位置にいても絡んでくるジャスティン・トーマス。松山と得意コースが被るのか、常に松山が調子が良いときに邪魔するように優勝争いに絡みそして優勝します。松山の天敵です。
スイングもすごくきれいですし、嫌いじゃないのですが、今回のマスターズだけは眠っててほしいです。松山、いまのところいい位置にいるんじゃないかな!問題はサードラウンド。ここで決まるといっても過言ではありません。
2021年マスターズ3rdR
なんということでしょう・・・本日は子どもの引っ越しでマスターズをゆっくり見れず、だったんですが・・・松山がやってくれてます。
今年の松山はバックナインで伸ばしています。決勝ラウンド初日、65のビッグスコアを叩き出しました。本日もイーグルを獲得し、これで3日連続です。トータル11アンダーで2位と4打差で最終日に挑みます。
4打差は何が起こるかわからないオーガスタにとって大きな差でないので、まだまだ優勝確実ってことではありませんが、優勝にもっとも近い位置にいることは確かです。
静かに見守りたいです。
2021年マスターズ4thR
同じ日本人としてこんな日が来るとは・・・
松山英樹、優勝しました。
バックナインで少しバタバタしましたし焦りましたが、周りが同じように落としてくれたので楽ではなかったのですが、助かりました。マスターズトーナメントはすべてのゴルファーに特別なのでそうなるんだろうな、って感じでした。
小さなころから見ていたマスターズで日本人選手が優勝するところを見れるとは思ってもいませんでした。
松山選手であればもしかるすと4大メジャーのうちの1つに手が届くかもしれない、と願っているゴルフファンは多かったはず。私もそのうちの一人です。
しかもマスターズトーナメントで決めてくれた。まだ29歳です。ゴルフの場合、30歳の前半が選手のピークです。これからがまた楽しみになってきました。
松山英樹選手、優勝おめでとう!
最後に
2021年マスターズは松山英樹の優勝という私たち日本人にとっては夢にも思ってなかったうれしい結果となりました。
当初は、タイガーがいないマスターズで盛り上がるのかな!?と思っていましたが、松山選手が、日に日にスコアを伸ばしてくれて最終日に向けて気持ちが盛り上がってきました。
私たち日本人は、初日、二日目と良いスコアを出す日本人選手がいても、「どこかで息切れするんだよな、ラッキーもここまでか」ってことを心のどこかで思っています。
しかし、松山英樹選手は、実力で3日目、最終日とトーナメントを引っ張り続けました。
これからも応援していきたいですね。松山選手に続く日本人選手が出てくることを願っています。
ちなみにこれからしばらくは、年間グランドスラムとかゴールデンスラムとか、メジャートーナメントのたびにそれがどんなに大変な偉業なのか考えもしないマスコミが騒ぐのでしょうね。松山選手には無視してほしいです。
ではまた
順位 | スコア | 選手 |
---|---|---|
1位 | -10 | 松山英樹 |
2位 | -9 | ウィル・ザラトリス |
3位T | -7 | ジャスティン・トーマス、ザンダー・シャウフェレ |
5位T | -6 | マーク・リーシュマン、ジョン・ラーム |
7位 | -5 | ジャスティン・ローズ |