”けん”です。本日のゴルフレッスンは「体重移動する方法」です。ゴルフの季節になりました。雨が降るたびに緑が眩しいほどに美しくなってきます。雨が降らなければこれほど気持ちのいい季節はありません。
ゴルフコースの美しさとスコアの”美しさ”は別物です。美しさの中にはトゲがあります(^m^)。冬場はラフからのショットはとてもやさしいものでしたが、この季節になると芝がからみボールがまったく飛ばなかったり、フライヤーして信じられないくらい落ちてこなかったりするのです。
スイングにおいても冬場に作り上げてしまった変な癖が未だに体の中に残っていることもあるでしょう。寒さから体が回らないスイングになってしまいそのまま手打ちのスイングの面影が残っている場合もよくあります。冬場は動きを極力抑えてスイングしてしまいがちです。
スムーズさがなくなってしまい、それに気づいたときは、もうゴルフシーズンが終わってしまうことという悪循環が毎年続くものです。今年はスタートダッシュを決めるためにも早めに自分のスイングを思い出してください。
自分のスイングを思い出すために今回は体重移動をお話します。体重移動については考え方がいろいろあります。体重移動と重心移動については数年前にお話しましたが、ここでは冬眠していた体が目を覚ますような体重移動のレッスンです。
上記のイラストは教えてもらったレッスンなのですが、「体重移動ができていない」ときに、行なった方法です。体感することで思い出す体重移動の感覚。気持ちいいほどにボールを打ち込んでいる打感。「シュパッ」という心地よい音。これがスイングだと思い出させてくれるはずです。
- 普通にアドレスをしてください。
- 左足を右足に寄せます。このときクラブはボールの位置に残しておきますが、違和感があるときは浮かせて結構です。
- 左足をイチロー選手のような振り子打法のように上げて体重を右足内側に乗せます。
- 左足をアドレスの位置に戻します。トップは(3)の位置に残したまま捻転を体感します。
- ボールを打ちます。このとき左足に乗った体重をしっかりと感じてください。
最初は1つ1つじっくりと体に覚えこませることになりますが、それができるようになったら(1)~(3)を止まることなくスムーズに行なうところをポイントにしてください。ボールを打つことだけに集中してしまいがちですが、バックスイングの動きも大切です。
また、ボールを少し、左側に移動して体重移動をもっと大きく体感することも1つの方法です。大げさに行なったほうが早く慣れてくるはずです。ただ、左に置けばトップしてしまうこともあります。ボールを右に置いて打っている人のスイング改造にも役立つはずです。
ではまた
アイアンの選び方って?アイアン選びのポイントについて徹底解説。飛距離が欲しい、弾道を高くしたい、もっと方向性を上げたい、右に飛び出しやすい、ライ角の選び方、ロフト角度、シャフトなどアイアンを選ぶときに参考にしてください。