ミシェル・ウィーのパッティンスタイル

男子と同じパインハーストNo.2で行なわれた全米女子オープン。ミシェル・ウィーが初のメジャータイトルを獲得しました。最終日のピンの位置は男子の最終日のピン位置とほぼ同じということで主催者側の思惑もあるのでしょうか。

大会を男子のほうが前の週に行なわれたことも理由があります。グリーンを硬くすることはむずかしく柔らかくすることはさほど難しくないということで女子の大会を後にしたということです。

スコアのほうは男子よりも女子のほうが全米オープンらしいスコアだったようです。男子はドイツのマーティン・カイマーが圧倒したわけですが、男子の場合は全体的にスコアが良かったようです。

日本人選手としては横峯さくら選手が7位タイと大健闘。最終日のスコアは1オーバーでトータル4オーバーだったのですが、しっかりとバーディーも取れていましたのでこれからの日本でのプレーがかなり期待できるのではないでしょうか。

AimPointでおなじみのステーシー・ルイスが前半スコアを伸ばし、やっぱりきたかという感じでしたが、ミシェル・ウィーには及びませんでした。

何といっても悲願のメジャータイトルをこのむずかしいパインハーストNo.2で取れたということは、男子のツアーに参加していたミシェル・ウィーが勝つべくして勝ったと言えるかもしれません。

ミシェル・ウィーのパッティンスタイル

ミシェル・ウィーのパッティングは腰を90度に曲げて目線をできるだけボールに近づけて打ちます。パッティングに苦しんでいたウィーの考え出した形です。パッティングが上手な人は体が小さい人ということに気付いたということで、このようなパッティングスタイルにしています。

ミシェル・ウィーのパッティンスタイル

子どもがパッティングをしていることを考えると頷けます。子どもはとてもパッティングが上手いです。目線がボールに近いためボールが大きく見えます。ショートパットはなおさらでカップも大きく見えることになります。

みなさんも思い浮かべてみて下さい。もしもカップが大きかったらパッティングはやさしくなります。パッティングが怖くなくなるはずです。

視覚から入る情報が大きく、ボールとパターのフェース面が当たる瞬間のインパクトも正確になりやすく、ヘッドアップすることが少ないはずです。

また目線がグリーンに近いため、アドレスしてストロークするときでも、ボールの後ろからラインを読むときに近い状況でパッティングができるはずです。ただし、これがパッティングをするときの雑念とならなければ良い方向へころがるはずです。

ただし、ロングパットの距離感という部分ではどうだろうと思いますが・・・

ミシェル・ウィーの場合・・・

「入りんしゃい!」という武器もあります。

日本でも人気のある選手ですし、優勝できて良かった。

ではまた