”けん”です。
全英オープン予選二日目は初日の晴れた天気からすると少しだけ風が吹いている感じでした。海風なので風が重たいのかボールをコントロールすることが難しかったようです。
日本人選手は池田勇太が初日の貯金を使ってしまいイーブンパーの27位が最高で、他の選手は大たたきしています。ちなみに日本人選手8名の二日目のバーディー数は合計15個、一人当たり2個取れていないのが現実です。
順位 | スコア | 選手 |
---|---|---|
1位 | -10 | フィル・ミケルソン |
2位 | -9 | ヘンリック・ステンソン |
5位 | -5 | ザック・ジョンソン |
6位タイ | -4 | セルヒオ・ガルシア、シャール・シュワーツェル |
15位タイ | -2 | ローリー・マキロイ、ダスティン・ジョンソン、パトリック・リード |
27位タイ | ±0 | 池田勇太、アダム・スコット、スティーブ・ストリッカー |
ロイヤルトゥルーン・ゴルフ・クラブのオールドコースが「日本人に合っている」「チャンスがある」と始まる前までゴルフ関係者は言ってましたが、結果は惨敗。上位選手を見てみると確かに飛ばし屋ばかりではありません。そのため日本人に合っていると言いたいのでしょう。
ゴルフというスポーツで「世界の飛ばし屋が日本にたくさんいる」そんな時代にならない限り日本人が勝つ日はまだ先になりそうな気がします。飛ぶけど曲がらないそんな選手が日本から出てきてほしいです。
今はあわよくばベスト10には入れるけど勝てない、そんな状況が続いています。日本人は器用だからといいますが、結果は外国の選手に勝てません。飛距離という部分を根本的に見直す時期に来ているのかもしれません。
タイガー・ウッズが登場したときにオーガスタのコースを伸ばしに伸ばしました。あの時、アーニー・エルスやフィル・ミケルソン、ビジェイ・シンがこぞって飛ぶクラブを使いだしました。ゴルフは飛距離と言わんばかりのものでした。
タイガーをオーバードライブする場面がしばしば見れたころです。そのため、タイガーは思ったように勝てない時期がきて、タイガーも飛距離を求めることになりました。時間はかかったもののタイガーは飛距離を克服し、全盛期を迎えることになります。
現在、飛距離も出て強いといわれているのがダスティン・ジョンソン。飛距離が無ければあれだけ活躍することはありません。
日本にもそんなワクワクするような選手が出てくることを願っています。
ではまた