”けん”です。本日のゴルフレッスンは、「アイアンは距離感より距離間」です。
7番アイアンで170ヤード以上飛ぶ!SWで100ヤード以上飛ぶ!
よく話題に出ることですよね。どうしても飛距離は気になるものですが、アイアンが飛ぼうが、飛ぶまいが関係ありません。あるとすれば、スコア的に上ブレヽ(´ー`)ノ する可能性はあるでしょうし、残り180ヤードの距離を7番アイアンでグリーン手前にオンすることはあるでしょう。
みなさんは、それがどうした!程度に考えていいでしょう。
アイアンは飛べばそれだけ番手間の距離が広がりますから、一概に良いとはいえませんし、SW以下の距離幅(0ヤード~SWの飛距離)いわゆるハーフショットに頼る部分が増えてしまいます。
飛距離自慢のゴルファーはドライバーだって飛びますから、セカンド地点の残り距離はとても短くなるはずです。それなのに、アイアンの一番の特徴である均等に刻む番手別の距離を活かせないことになります。
それならいっそうのことロフト角度をいじってもらい、飛距離を抑えたほうが有利といえますし、3番アイアンなどのロングアイアンを使う場所がなくなりますから、キャディバッグから抜きウェッジを充実すべきです。
7番アイアンで170ヤード以上飛ぶこともあれば、160ヤード飛ぶこともある、それよりも7番アイアンで120ヤードしか飛ばないけど常に120ヤードを刻めることのほうがはるかに重要ですし、それが番手別の距離間を有効に使えることに繋がります。
それでは番手別の飛距離を正確に刻むにはどのようにすればよいのでしょう。それには・・・
アイアンのロフト角度を活かしたスイングをするべきです。すくい打ちをしたり、大げさにフェースをかぶせることなく、アドレス時のロフト角度でインパクトを迎えることができれば、番手別の距離間が出せるはずです。
以前、アプローチのゴルフレッスンでお話しましたが、インパクトでロフト角度どおり打つためには、右手首の角度をインパクトまでキープすることが大切!とお話ししました。フルスイング時も基本的に同じです。
そのためには、ハンドファーストでアドレスし、その形を右手首にしっかりと記憶させることが重要です。場合によっては左手首に記憶させてもいいでしょう。上手くできるほうで試してください。スイングは一瞬です。それくらいの記憶は誰にでもできるはずです。
また、同じリズムでスイングすることも大切です。「このリズムだな!」とすべてのクラブを始めから決めたリズムに合わせるのではなく、心地よく打てるアイアンを探してみてください。きっとあるはずです。7番アイアンかもしれませんし、PW、5番アイアンかもしれません。
そのリズムを他のアイアンに”感染”させましょう。
番手別に正確な距離を刻むことができると、ゴルフの幅は大きく広がることは間違いありません。地味ですが、スコアに直結します。
1本のアイアンだけ考えた場合、距離感を気にします。しかし・・・
アイアンはセットで買っうはずです。距離間のほうが重要です。そうでなければ1本ずつそろえてもいいはずですからね。アイアンが6本セット、8本セットで初めて武器になるんです。
アイアンは大きなものさし(スケール)です。
長さ(距離)に合うものを使わなければ誤った使い方になります。
ではまた
アイアンの選び方って?アイアン選びのポイントについて徹底解説。飛距離が欲しい、弾道を高くしたい、もっと方向性を上げたい、右に飛び出しやすい、ライ角の選び方、ロフト角度、シャフトなどアイアンを選ぶときに参考にしてください。
「アイアンのロフト角度を活かしたスイングをするべき」というのが目からうろこでした。あまり、ロフト角度を意識したことがなかったからです。参考にしたいと思います。