”けん”です。
フェニックス・オープンで大会連覇。松山英樹はいま絶好調です。毎回優勝に絡むことができる状態みたいです。
米ツアーにおいて丸山茂樹プロの3勝を抜いて日本人で初めて4勝ということで話題になっています。ゴルフというスポーツは他のスポーツと違って連勝したり、強いプレーヤーが勝つといったものではありません。
私たちはタイガー・ウッズというゴルフ界のスーパースターを観てきましたので、強いゴルファーが勝てるものと麻痺してしまっている部分があると思います。しかし、タイガー・ウッズはゴルフの歴史上最強のゴルファーであり、そんな偉大なゴルファーをライブで観ることができたというラッキーな時代の視聴者です。
昔のプレーヤーとタイガー・ウッズを比較することがよくありますが、あまりにも時代背景が違いすぎてまったく無意味なことなのです。タイガーが活躍した今の時代と、昔の名プレーヤーが活躍した時代の大きな違いは、そのゴルフ人口の違いです。
確かに、松山英樹は現在強いです。ただ、この好調を維持することができるのかというとまだわかりません。ローリー・マキロイが常に勝っていたわけでなく、ジョーダン・スピースが今年もめっちゃ強いというわけではありません。
松山は4勝のうちプレーオフで優勝したのが3回です。確かにプレーオフで競り勝つことはすごいことですが、圧勝ではありません。
厳しいかもしれませんが、ファンとしてこれからは圧勝するような試合で面白くないと私たちが感じるくらいの試合を繰り返すことで松山の時代がくるかもしれません。
松山のアイアンがすごいということになっています。アイアンであれだけ寄せることができるんだ!ということで世界のトッププロは松山のショットを身につけようと躍起になります。タイガーの飛距離に追いついたようにです。そうなるとゴルフ界全体のレベルは上がりますが、一人勝ちになることはなかなか難しくなります。それをやってきたのがタイガー・ウッズでした。
過度な期待をすることなく、松山選手を見守りたいところです。できたらメジャー、それもマスターズ取ってくれないかな・・・
ひそかに期待しています・・・
過度な期待ではないはずだ!
ではまた