2018年、全米プロゴルフ選手権は、ベルリーブカントリークラブで行なわれています。ここは井戸木鴻樹選手がメジャーとなる全米シニアプロを獲得した場所です。そのため、トーナメントが始まる前から井戸木選手はテレビによく出ていますね。日本人選手に合ったコースみたいです。
全米プロゴルフ選手権(U.S. PGA Championship)の歴代優勝者。ゴルフのトッププロが集まる大会です。
今回は日本人選手が6名参加ということで注目されています。中でも松山英樹・小平智には期待したいところです。
2018年 全米プロゴルフ選手権1stR
今年最後のメジャートーナメント。昨年は松山英樹があと一歩届かなかった全米プロです。否が応でも期待してしまいます。松山は以前のような好調さはないものの、やはり日本の第一人者としてプレーしてもらいたいですし、最近何となく調子が悪くても表情が明るいのが良いと思います。
どのメジャートーナメントでもフェアウェイをキープすることは大切ですが、このコースももちろんフェアウェイキープが求められます。
全米オープン、全英オープンとプレーヤーにとっては気の毒なコースが続いた後の全米プロなので結構バーディーラッシュと思いきや比較的静かなスコアの動きになっています。
松山英樹は無難な滑り出し
松山英樹は、前半1アンダー後半1アンダーのトータル2アンダーで無難な滑り出し。それでもノーボギーでのラウンドだったので比較的気持ちよくセカンドラウンドを迎えられそうです。
新しいドライバーをためしている松山は、何度も確認しながらのラウンドでしたが、悪くなかったように感じました。
小平智は出入りが激しいゴルフ
前半3連続ボギーかと思うと、後半3前続バーディー。1オーバーでファーストラウンドを終えています。明日は積極的に攻めることになります。
初日トップはゲーリー・ウッドランド
初日トップに立ったのはゲーリー・ウッドランド。ゲーリー・ウッドランドは今週からパターのグリップを太くしているらしいです。ゲーリー・ウッドランドと言えば飛ばし屋。やはり飛ばし屋が有利なコースなのか、明日からのラウンドで分かるはずです。
喉から手が出るほど、メジャータイトルがほしいリッキー・ファウラーは単独の2位。今回も狙ってます。実際にそろそろ獲らないと取れない時期がしばらく続きそうな気がします。
タイガー・ウッズはダボを打ったりしましたが、どうにかイーブンパーでラウンドしています。今回は期待できなそうですが、その期待を裏切るようなプレーをしてほしいですね。
2018年 全米プロゴルフ選手権2ndR
フェアウェイの刈り方がフェアウェイなのかファーストカットラフなのか分かりにくいですね。セカンドラウンドは途中、悪天候(雷雲の接近)のため、プレーが中断。そのまま明日に持ち越しとなりました。
松山はルーティーンか!?
初日から話題になっているスイング前にテークバックの軌道を確認。これはルーティーンにしているのか、今回だけ試しているのか、定かではありませんが、上手くいくのであればそれでいいです。レフティのマイク・ウィアを思い出します。
池田勇太はこのコースに合っている?
池田勇太は初日2アンダーと良い感じ。もしかすると日本人の中で池田が一番このコースに合ってるのかもしれません。
一日早めのタイガーチャージ
タイガーチャージといえば、決勝ラウンドが始まる3日目という感じですが、2日目に早くも始まったようです。昨日は思い通りのプレーができなかったので今回は無理かな、と思っていましたが、さすがタイガー・ウッズ、見せます。
ただ、せっかく調子に乗ってきたところでサスペンデッドは残念でした。明日、本日の残りのラウンドと予選通過すれば、サードラウンド分のラウンドになります。
ゲーリー・ウッドランドが暫定トップ
ゲーリー・ウッドランドは昨日から4つ伸ばし10アンダーとして、暫定トップになっています。ブルックス・ケプカが今日だけで7アンダー、トータル8アンダーで3位まで上がってきました。
2018年 全米プロゴルフ選手権3rdR
昨日のサスペンデッドの残りのホールを終えて、慌ただしくサードラウンドがスタートしました。
ゲーリー・ウッドランドが足踏みすると、2番ホールではブルックス・ケプカがすぐに追いつき追い越しました。結果、ケプカが4つ伸ばしトータル12アンダーで単独トップに立っています。1番ホールを周りがフェアウェイウッドやアイアンでティーショットする中、ケプカはドライバーでかっ飛ばしバーディを取っています。メジャーに強いケプカだけにこのまま優勝するのかもしれません。
上位にはアダム・スコットが10アンダーの2位。スコットはパターを長尺にして調子を取り戻してきています。3位タイには勢いのあるジョン・ラーム、メジャータイトルがどうしてもほしいリッキー・ファウラー、ゲーリー・ウッドランドがいます。
タイガー、4打差の6位タイ
タイガー・ウッズも本日4つ伸ばし、トータル8アンダーの6位タイ。トップとは4打差で十分射程圏内です。ただ、バックナインであと少し伸ばしたかったところです。明日、気負うことなくプレーすれば、結果は自ずとついてくるはずですが、タイガーの場合、いてくれさえすればそれでいいです!ネオマレット型のパターもなかなか調子がよさそうです。ショートスラントネックになってますね。
ネック形状でパターを選ぶ方法。ネック形状はパッティング時の違和感を無くすためにいろんな工夫がされています。お気に入りのパターを探すためにネック形状を解説します。
松山英樹はトータルイーブン
松山は貯金を使い果たしイーブンバーで63位タイ。明日は悔いの残らないようにプレーしてほしいです。いつかはメジャータイトルと取れる逸材です。外国人プレーヤーのなかにいても見劣りしない体格です。すべてにおいて持ってますのであとは時期をじっと待つだけです。
小平智はトータル2アンダーの45位タイ。ボギーの後にバーディーがなかなか来ないもどかしいラウンドだったかもしれません。
池田勇太はノーバーディー・1ボギーのラウンド。昨日まではパーオン率が高く楽にパーが取れた感じでしたが、本日は我慢のゴルフでした。明日伸ばせるだけ伸ばしたいです。
2018年 全米プロゴルフ選手権4thR
今年最後のメジャートーナメントもいよいよ最終日。優勝はブルックス・ケプカ。今年の全米オープンに引き続き連続のメジャー制覇です。最終日も危なげないラウンドでした。
タイガーチャージ!
久々にタイガーのいいゴルフが見れました。タイガーチャージでしたね。ただ、前半はまったくフェアウェイをキープできなくてどうなるかと思いましたが、アイアンショットもアプローチもビシバシ決まってました。
タイガーの場合、気持ちが入ってしまうと力みにつながってしまい、それがティーショットの大きな曲がりになってると思います。ティーショットももう少し楽に振ることはできないのかなって感じます。
タイガーがいなかったときのことを考えれば、そこにいてくれるだけでいいのですが、やっぱりここまでくると勝ってほしいと思ってしまいます。
優勝はブルックス・ケプカ
ケプカは全く動じない感じのプレーでした。タイガーの年代の選手はタイガーの名前がリーダーズボードにあるとミスしてくれたりしたのですが(笑)、ケプカは一人だけでプレーしてるのかと思うくらいのゴルフでした。
それだけ、復帰してからのタイガーが結果を残していないということだと思います。
ジャスティン・トーマスはここぞというところでミスしたり、パットが入らなかったりとトーマスの日ではありませんでしたが、やっぱりトーマスのスイングは格好いいです。
松山、11番でイーグル!
最終日の松山英樹は、4番でダブルボギーが来て、今日もこんな感じかなと思っていたところ、5・6番とバーディーで取り返しました。松山はフェアウェイにボールがありさえすれば、どこからでもバーディーチャンスに持っていけます。
11番の短いパー4ではワンオンワンパットのイーグルを奪い盛り上げてくれました。決して悪いゴルフではないだけに今後はティーショットの精度が課題になるでしょう。
結果は35位タイということですが、ここから来年にかけて松山らしいゴルフを期待しています。
小平智、池田勇太は本日スコアを落としてしまいました。小平がこれからもUSPGAで戦うのであれば、このようなラウンドでも諦めることなく1つでも多く経験を積むことが大切になるでしょうね。それができていると思います。
順位 | スコア | 選手 |
---|---|---|
1位 | -16 | ブルックス・ケプカ |
2位 | -14 | タイガー・ウッズ |
3位 | -13 | アダム・スコット |
4位タイ | -11 | ジョン・ラーム、スチュワート・シンク |
6位タイ | -10 | ゲーリー・ウッドランド、ジャスティン・トーマス、フランチェスコ・モリナリ、トーマス・ピータース |
12位タイ | -8 | リッキー・ファウラー |
スチュワート・シンク、久しぶりに頑張った。リッキー・ファウラーはあまりにもメジャータイトルに対する気持ちが強すぎるのかな!?次期待!
ではまた