本日のゴルフレッスンは「開眼!スイングの垢を落とす」です。昨日までさんざん悩んでいたにもかかわらずちょっとしたことで開眼します。
それはそれはすがすがしい気持ちになり、仲間にも優しく、いつもなら煩がってしゃべらない教え魔とも気持ちよく話をする心の広さも感じることができます。
ゴルフ練習場で、1球打って「やっぱりそうだ!」間違っていないと確信するとイスに座りジュースを飲んで余裕をかまします。また、1球打って確認しニヤつく。これを延々繰り返します。嬉しくて嬉しくて他の打席に足が向きます。
通路をウロチョロしては他人のスイングで今まさに消え去った迷いのない考えを自分以外の人のスイングの中にもあるのかどうか確認します。
自分で見つけてしまった秘密の開眼が見当たらないゴルファーを見ると・・・
「この人はこれができないから上手く行かないんだな」と勝手に解釈します。
また、見つけ出した開眼をできている人が上級者にいると、どうしてもその人に開眼で気づいたことを話したくなるものです。
あたかも「前から行なっていたかのように」です。
自分はこちらの一派(上級者)に最初から入っていたかのように親近感をを感じながら近づいていきます。
さも、いつまでも続く楽園にでもいる気持ちになれるものです。
しかし、長く続くはずだったの楽園生活も、日を追うごとに効果が薄れていくことに少しずつ気づくことになります。「あれをすればきっと真っ直ぐ飛ぶことになっていた」のに・・・
一派から誘われたラウンドを”自信を持って”了解したにもかかわらず、ラウンド前にして奇跡の開眼は崩壊してしまいます。残ったのは、一派から誘われたラウンドの誘い。
当然、その一派とラウンドするということは大変なルールが存在することを知っているだけに異常な焦りとともに恐怖を感じるようになり、即席のスイングを試みる無駄!奈落の底に落とされたような気持ちになり、それがまたスイングをダメにします。
スイング的には元に戻るどころか、どう考えてみても悪くなっている状態です。大負け覚悟のラウンドになることは自分が一番分かっています。
みなさんにもこんな経験がありませんか?
師走です。開眼もいいのですが、今年、たくさん見出した開眼を見直し、いらないものは処分しましょう。できるだけシンプルに動ける身軽なスイングにして来年に備えてることが大切です。
ゴルフ練習場では体にパーツ(開眼)を付けることが目的になっていませんか?みなさんの今の状況はパーツを外してしまうことが最も効果のある開眼になる場合も多くありますよ。
ではまた