
2019年、最後のメジャートーナメント全英オープンが68年ぶりの開催となるロイヤル・ポートラッシュゴルフクラブで始まりました。

やはり、優勝候補はブルックス・ケプカ。ここ数年でもっとも強いゴルファーです。また、レジェンドのタイガー・ウッズの活躍が大会を盛り上げるキーになるはずです。
2019年全英オープン1stR
一組目のダレン・クラークがダンディで格好いいですね。しかもイーブンパーでラウンドしました。
期待していたタイガー・ウッズがスコア尾を大きく落としてしまい、1つの楽しみが終わろうとしています。セカンドラウンドでスコアを巻き返してくれないかな~
ブルックス・ケプカ、安定のラウンド
ケプカは見ていてスキがなくスコアをしっかりと伸ばしています。初日は1人違う次元のラウンドしているように見えました。
ジョン・ラームが好スタート
ジョン・ラームはそろそろメジャーを取るんじゃないかと評価が高いゴルファーですが、すぐにプンプン怒ってしまいますので、怒りをコントロールすることができれば優勝争いに加われそうです。
7名の日本人選手が出場
たくさんの日本人選手が出場している今回の全英オープン。松山英樹の初日のラウンドは、イーブンパーでラウンドしています。3パットなどがあったもののどうにかイーブンに戻してくるあたりは、他の日本人選手と比べるレベルではないようです。
稲森佑貴が好スタート
ストレートボールが得意な稲森佑貴がとてもいいラウンドでプレーしました。初メジャーということで集中力が明日以降も続いてくれると面白い展開になりそうです。ボギーが出てしまったあとの切り替えがキーになりそうな感じです。
順位 | スコア | 選手 |
---|---|---|
1位 |
-5 | J.B. ホームズ |
2位 | -4 | シェーン・ローリー |
3位T | -3 | セルヒオ・ガルシア、ブルックス・ケプカ、トミー・フリートウッド、リー・ウェストウッド、トニー・フィナウ、ジョン・ラームほか |
16位T | -2 | ジャスティン・ローズほか |
20位T | -1 | 稲森佑貴、マット・クーチャー、ルイ・ウェストヘーゼンほか |
まだ初日。スコアの差もあって無いようなものなので、松山英樹はブルックス・ケプカをしっかりマークして離されないようにしたいですね。
2019年全英オープン2ndR
久しぶりにデビッド・デュバルをみましたね。タイガー・ウッズのライバルに一時期なったことを思い出します。その次の年に体を絞ったところまったく活躍できなくなってしまったわけで、ゴルフって難しいです。
全英オープン2日目。人気選手が軒並み予選落ち
ダレン・クラークが最終ホールでトリプルボギーと叩き、予選落ちしてしまいました。地元だけにダレン・クラークが予選通過すると地元ファンも盛り上がるはずだっただけに残念です。
また、ローリー・マキロイも1打足りず予選落ち、初日に叩いた分が響きました。2日目、特に後半はバーディーラッシュだったので盛り上がりましたが、スコアは届きませんでした。
タイガー・ウッズは腰痛が悪化したのか、調子が悪かったようです。あまり無理をしてほしくないです。できるだけ長くプレーできるように体をケアしてほしいところです。予選落ちにはなりましたが、タイガーが出場するとたくさんのギャラリーを集まり盛り上がりますね。
トップはシェーン・ローリーとJ.B.ホームズ
シェーン・ローリーは一時トータル10アンダーまで伸ばし、どこまでいくのか!と思われましたが、14番、18番とボギーでトータル8アンダー。終わってみたらとてつもなく伸ばしたというイメージはありませんでしたが、シェーン・ローリーとJ.B.ホームズはこのコースがあっているのか、それとも今回体調がよく調子がいいのか・・・分かりません。
ブルックス・ケプカはコツコツと静かにラウンド。明日からの決勝ラウンドで伸ばしてくるはずです。
ウェストウッドとフリートウッドの二人が3位タイにいるのも楽しみです。
残念 松山英樹予選落ち
日本人選手はプロが7名、アマ1名が出場しましたが、浅地洋佑と稲森佑貴の2名が予選通過しました。カットラインぎりぎりだったので、決勝ラウンドではのびのびとプレーしてもらいたいです。それにしても初めてメジャーに挑戦して予選通過は立派です。
松山英樹は出だしにスプーンでOBをしてしまいトリプルボギー。ところどころでミスショットがあったので、今回は厳しかったようです。それでも3オーバーでラウンドしたのはすごい。松山がいないメジャートーナメントは観ているほうとしてはおもしろくないですね。
順位 | スコア | 選手 |
---|---|---|
1位T |
-8 | シェーン・ローリー、J.B.ホームズ |
3位T | -7 | リー・ウェストウッド、トミー・フリートウッド |
5位T | -6 | ジャスティン・ローズ、ジャスティン・ハーディング、キャメロン・スミス |
8位T | -1 | ブルックス・ケプカ、ジョーダン・スピースほか |
ケプカとかいるけど、個人的にはウェストウッドに頑張ってほしいです。ジョン・ラームも12位隊といい位置にいるんだよな~。崩れてないんだって感じです。
2019年全英オープン3rdR
タイガー・ウッズと松山英樹がいないメジャーは少し寂しい気もしますが、これも現実。
シェーン・ローリーが一人旅に
いつスコアを落としてもおかしくないと思っていたシェーン・ローリー。決勝ラウンドに入ってもスコアを伸ばしています。本日、ベストスコアの63でラウンド。16アンダーまで伸ばし一人旅の雰囲気になってきました。
ケプカ、フリートウッド、ローズも上がってきた
ブルックス・ケプカはメジャーに強いと言われますが、ケプカはコースセッティングが難しいときに力を発揮するタイプのようです。なかなかトップに近づくことができていないようです。それでもこの位置はすごいです。
フリートウッドは飛距離は出ないものの他でカバーするゴルファー。ミスの少ないショット、特にパンチショットを駆使するプレーは最近いないゴルファーの一人です。見ていても楽しいゴルファーです。
ジャスティン・ローズはパー5でイーグルもありましたが、もっと伸ばせても不思議ではないラウンドだったと思います。
稲森佑貴は三日目1アンダーでラウンド、トータルイーブン
稲森佑貴は初日に続きアンダーでラウンド。稲森はドライバーが曲がらないのが有名ですが、自分の攻め方のスタイルがハマったときはすごいスコアを叩き出しそうで期待しています。
順位 | スコア | 選手 |
---|---|---|
1位 |
-16 | シェーン・ローリー |
2位 | -12 | トミー・フリートウッド |
3位 | -10 | J.B.ホームズ |
4位T | -9 | ジャスティン・ローズ、ブルックス・ケプカ |
6位T | -8 | リー・ウェストウッド、リッキー・ファウラー |
ジョーダン・スピースやラーム、フィナウなど強い選手も続いているのでタイガー、松山がいないことも忘れてしまいそうです。
シェーン・ローリーの独走がこのまま続くのか、メジャーの重圧に負けてしまうのか、明日の決勝ラウンドは見ものです。
個人的には、リー・ウェストウッドの優勝を見たいですが、きびしいかな
2019年全英オープン4thR
最終日は途中から雨・風が吹き荒れる天候となり前半スタート組が有利な展開となりました。モリナリは早めのラウンドで5アンダーと伸ばし54位から一気に11位まで上がってきました。見ているほうからするとこの天気が初日から欲しかったですね。
シェーン・ローリー、崩れそうで崩れない
3日目、すごいスコアを叩き出したシェーン・ローリーですが、最終日はプレッシャーのなかでリードを守れるのか・・・と思っていましたが、周りが崩れてくれる展開となり、メジャートーナメント獲得。
トミー・フリートウッドとリー・ウェストウッドに個人的には期待してましたが、この二人もスコアをローリーよりも落としてしまいました。また、メジャーに強いブルックス・ケプカは出だしから4連続ボギーで終わった感がありました。
稲森佑貴大叩き
稲森佑貴はスコアを大きく落としてしまいこれまでのすべてを最終日に打ってしまったようです。しかし、初メジャー。私たちを楽しませてくれました。またメジャーに挑戦する機会は来るはずなのでしっかりと力を付けてほしいと思います。
浅地洋佑は11番でトリを叩き終わったかなと思いましたが、なかなかどうして粘ります。16・17番とボギーを叩きましたが、なかなかいい選手。これからゴルフがもっとも強くなっていく年齢だけに、楽しみです。
順位 | スコア | 選手 |
---|---|---|
1位 |
-15 | シェーン・ローリー |
2位 | -9 | トミー・フリートウッド |
3位 | -7 | トニー・フィナウ |
4位T | -6 | ブルックス・ケプカ、リー・ウェストウッド |
ではまた
全英オープンゴルフについて解説。歴史や歴代優勝者、出来事など
全英オープンゴルフ選手権(The Open)の歴代優勝者。全英オープンの輝かしい歴史がここにあります。