”けん”です。本日のゴルフレッスンは「アドレスの前傾姿勢を保つ方法」です。シングルプレーヤーとアベレージゴルファー・初心者との違いは、スコアに表れるばかりでなく、シルエットからも分かるくらいに違いがある場合があります。
アドレスの形だけで上手そうに見えるゴルファーは明らかに前傾姿勢の形が美しいはずです。形から入ると思うと、外見などゴルフファッションなどを思い浮かべますが、ゴルフのスイングにおいて自分に取り入れることができるポイントがあれば積極的に取り入れても良いと思います。
特に周囲に手本となるようなゴルファーがいるのであれば幸運です。手本とまではいかないまでもスイングの一部に光るものがあれば、それでいいのです。
フィル・ミケルソンは父親がスイングしている前で、同じようにクラブを振ることでスイングを覚えています。右利きのミケルソンがレフティーとなった理由です。また、球聖ボビー・ジョーンズがまだ幼かった頃、カーヌスティから来たスチュアート・メイドンの後ろを着いて回ることでスイングをコピーしたそうです。
真似することは決して悪いことではありません。
意識的に前傾して構えると一般的に2つのタイプに分けられるように思えます。
①のように頭を下げるように猫背になるタイプ。気持ちは前傾しているのですが、悪い見本です。とてもスイングできそうな気がしませんよね。
②は、一見とても美しく見えるアドレスですが、上体と骨盤に角度の違いがあります。下半身をがドッシリとして安定感がありそうですが、スイング中、常に上体と骨盤の角度が変わりますので、バランスが悪くなったとき、どこをどう変えていいのか分からなくなる典型的なパターンだと思います。
フィニッシュで立ち気味になったり、ビデオなどを見てクラブの軌道がおかしいと感じた場合、このようなことが原因になっていることもあるはずです。
③は全てが同じ方向へ動くことができる理想の形だと思います。プロゴルファーもアドレスを見るとこんな感じになっているようです。体をねじる方向も一定になりますのでボールに力を集中することができそうな気がします。骨盤から前傾することで可能になります。ぜひ試してみてください。
なかなか上手くできないという人は、ビートたけしさんのコマネチの形をとり、両手の小指側がズボンなどの折れ目に埋まっていくように”おへそ”を乗せていく感じで前傾すると、背すじも張りますし、大げさですが、骨盤が前傾する感覚を掴めると思います。
ではまた