”けん”です。本日のゴルフレッスンは「スピンをかける方法2」です。前回の続きになります。かなり間が空いてしまいましたが、いろいろと忙しくしていて今日になってしまいました。
スピンを掛けることはアプローチでどうしてもスピンを掛けなければならない場合にのみ使うことにしてください。スピンボールよりもやさしく寄せることができるのであればそちらを行なうことをおススメします。何もかもスピンボールではいけません。
とくに初めてラウンドするコースはグリーンの特徴を理解していないのでミスショットになることもよくあります。それでも個人的には転がしよりもピッチエンドランで攻めますけど。
それではスピンの掛け方について3つ解説します。下に行くほどむずかしくなりますよ。
スタンダードなスピンの掛け方
まず、最初のスピンの掛け方は、もっともオーソドックスな方法です。イメージ的には下のイラストのようになります。
できるだけハンドファーストを崩さないようにして行ないましょう。インパクト以降は地面を這う(はう)ようにクラブヘッドを動かします。そうすることでフェース面をボールが駆け上がるように転がります。これでスピンボールになります。
フェース面を斜めに使うスピンの掛け方
2つめのスピンの掛け方です。上のスピン量よりも多くスピンがかかります。アドレスでフェースを開いた形にします。ターゲットに対して45度近く開いた状態です。手首をシッカリとロックしたあとは、上記と同じくインパクト以降は地面を這うようにクラブを動かします。
フェース面を斜めに使うことになりますので、ボールがフェース面を転がる距離が長くなるのでそれだけスピン量が増えることになりますが、距離感を合わせることがむずかしくなります。また、フェースの方向にボールが飛び出すわけではありませんのでかなりの違和感を感じることになると思います。ボールはグリーンに落ちた後に少しだけ右に切れることも頭に入れておくと良いでしょう。
上の二つのスピンをフェースの正面から描きました。スタンダードな方法は左のイラストのようにフェース面を縦に使います。右はフェース面を斜めに使った場合です。
むずかしいけどもっともスピンが掛かる打ち方
もっともスピンが掛かる打ち方になります。フェース面を斜めに使うためアドレスではフェースを開いて構えます。上記のスピンの掛け方ではできるだけ手首をロックして打つようにしていますが、ここではインパクトの前後で手首をロールするように回しながら打ちます。
こうすることでフェース面を斜めに使い、尚且つボールがフェース面を転がるスピードを増すことになります。短い距離でもかなりのスピンが効くようになりますが、距離感を合わせることと方向性を出すことにかなりの練習が必要になりますので・・・
あまりおススメできない方法です・・・
が!
練習は行なってみてください。結構楽しいです。
いつか使うときが来るかもしれませんよ。
ではまた
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