石川遼の全英オープンへの道

2014年セガサミーカップ。石川遼はこれまで何度も上位に入ったことのある得意の大会です。最終日は石川の追い上げが見られ、トップに立っていた小田孔明に追いつきました。

石川遼の全英オープンへの道

プレーオフ3ホール目で決着し、石川遼が久しぶりの優勝を果たしました。

伝えられているとおり、数年前は腰痛でゴルフを諦めるかどうかまで決断を迫られた時期もあったようです。それを乗り越えての優勝。一回りも二回りも大きくなった石川遼。

お父さんの勝美さんいわく、PGAツアーで勝つにはまだまたで松山英樹選手とはレベルが1、2段違うと言われたそうです。確かにそのとおりで個人的には決して厳しい意見とは思いません。

それでもこれから十分な伸び代があると思いますので諦めることなくトレーニングをしてほしいところです。

また、この優勝で全英オープンへの道が少し近づいたようです。今回の優勝で世界ランクが76位まで急浮上しましたので、状況が変わってきました。

2014年5月25日付の世界ランクが50位までに出場資格が与えられますが、この中にそのほかの出場資格と重なる選手がたくさん出てきますので結果的に世界ランクの80位くらいまでが毎回出場しているようです。

たとえば、松山英樹は、世界ランクが現在15位です。これは世界ランク50以内を軽くクリアしていますし、昨年の全英オープンで6位入賞しましたので過去5年間の全英オープン上位10名にも入っています。

また、プレジデンツカップ(ライダーカップとの大会に近い方)では、昨年プレジデンツカップが開催されましたが、これにも松山はメンバーでしたのでこの出場資格もありますし、昨年の日本ツアーの賞金ランク2位までということでも堂々の1位になっているのです。

全英オープンの出場資格は多岐にわたり出場資格が重複する選手がたくさん出てきます。

石川は今の段階では決められないと言っていますが、これまでの成績がそうさせたわけですから資格があるのなら出場してほしいですね。

日本人としてメジャー大会に石川遼がいないのはさびしいです。

ではまた