”けん”です。本日のゴルフレッスンは「後の祭り」です。
「もっと練習しておけばよかった。」とか「どうして我慢できなかったのだろう。」とラウンド後に振り返って後悔することはよくあるでしょう。とくにライバル視している相手に負けてしまったりしたときなどです。
あまりの不甲斐なさに情けなることもあります。大抵の場合、1~2打の差で争っていたにもかかわらず、終わってみれば10打差。途中まで良い勝負をしていたのにあるホールから自分だけが崩れてしまい置いていかれたりするのです。
しかも「お前のことなんて鼻から相手にしてないよ。」みたいな態度を取られるとはらわたが煮えくり返るほどの気持ちになります。
どうすれば、”アイツに勝てるのか”真剣に考えたことがありますか。どうして16番ホールでOBしてしまったのか、そのあとミスが続いたのか考えていますか。
「腰が開いたかな」とか「手首が返った」とか技術的な問題も多少はあると思います。もしもそれが問題だったとすればミスは解決するのでしょうか。確かにOBを打ってしまったことは大きな痛手ですが、問題はOBを打ったことではなくその後続いたミスが問題です。
OBを引きずってしまったことです。特にラウンドも終盤になると1つのミスをしてしまうとそれを取り返そうと無理して攻めたりしてしまうものです。どれだけ平常心を保つことができるかが試されているのです。
実際は心の弱さの問題です。これはラウンド数を増やすことで解決することもあります。練習すること無しにラウンドばかいしているゴルファーが強いのはそんなことが起因すると思います。
心の弱さは認めたくないものです。それだけで負けを認めてしまっている気がしてなりませんからね。しかし、心の弱さを認めれば信じられないくらい楽になるものです。「自分はメンタルが弱いんだよね。」と周りに伝えることです。
誰しも心の弱さを持っています。ただそれを認めたくないので虚勢を張って「オレは飛ぶんだぞ。」とか「何でも知っているんだぞ。」と強さを誇示したり知識をひけらかしたりするのです。
まずは心の弱さを認めましょう。「オレは飛ぶほうではないし、ゴルフをする上で最低限の知識しかない。」と伝えればとても楽になりますよ。そうすることでここより下は無いのです。初めてスタートラインに立つことができます。相手はそんなあなたを見て嫌な気はしないのです。
ラウンド終盤ミスをした相手に対して・・・
こんな心の弱い、最低の自分が言うものなんだが・・・
「おまえも・・・
あれだな・・・(^_^;)」
これだけで十分です。
含み笑いを加えれば相乗効果も上がるでしょう。
ではまた