ゴルフな気分-ゴルフクラブの選び方/売れ筋ギア

”けん”です。本日のゴルフレッスンは「飛距離と方向性の葛藤」です。ゴルフにおいて、スカッとするのは、ビッグドライブを放ったときのドライバーショットです。しかし、ビッグドライブだったとしてもOBになったり、セカンドショットを刻むことしかできないライに止まってしまうのであれば、スカッとするどころか・・・

ヒヤッとしてしまいます。

飛距離が出ても方向性がよくなければ、スカッとしないはずです。飛び出す方向と曲がり幅がとても大切なんです。ゴルフに度々いける人であれば、「今日は方向性を重視してラウンドしてみよう!」なんて出来るのですが、年数回のラウンドしか出来ない人にとって、方向性だけに絞ったラウンドすると、自分をコントロールできる人はそうはいないはずです。

100の壁

100の壁」というものがあります。アベレージゴルファーの平均スコアは約99~100打だそうです。それだけに100を切るということは、平均以上のラウンドということになり、1つの目標になっているわけです。

100を切れない人、100を切った人。この真っ只中にいるゴルファーにとって、一度は考えたことがあるのが「飛距離を落としてでも方向性に回す」ことではないでしょうか。結果、それができて100が切れた!または100が切れなかったとしても、最後までその気持ちを切らすことなくラウンドできたのであれば、一つ上のステージでラウンドしたことになると思います。

たとえば、普段から70台80台でラウンドしている人にとって、100以上叩く人のスイングは、「振りすぎだろう」と心の底から感じている場合が多いです・・・ですが・・・口には出さず、できるだけそっとしているものなのです。

100が切れない人に「プレー代を払ってあげる」から俺の言うことを聞いてみろということであれば、言えますが、そんなことはないわけで自分で気づかなければならない部分なんです。普段から70台80台でラウンドしている人にとってそれが分かっているだけに言えません。

(普段から70台80台でラウンドしている人)その人たちも通ってきた道なんです。「その気持ち分かるよ」ってところでしょうか。誰かに言われて実行するものではなく、その人自身がやる気にならないと最後まで続きません。だた、助言してくれた人がラウンドをメチャクチャしやがったと恨まれること、恨んだこと、経験があるから黙っているんです。

飛ばしたいと葛藤しているときの対処法

最後までその気持ちでラウンドしなければ、得るものが得られないのです。方向性を大切にするというラウンド前の気持ちがラウンド途中からもっと飛ばしたいという気持ちに変わってしまうことはよくあることです。

最初に決めた方向性を大切にするラウンド。しかし、ラウンド途中の結果を見てもいつもと変わらないか、悪いくらいだ!なんてことになったり、いつもいっしょにラウンドしている同伴者にオーバードライブされたりして、イラついたりするものです。

「そろそろ飛ばしたいなぁ」という気持ちが言動や態度に現われてくるところを何度も見てきました。その葛藤を制したものだけが100の壁と言わず、自分の掲げた目標を達成できる権利が得られると思います。

飛ばしたいという気持ちを言動や態度に現すくらいなら、方向性重視ということを言葉で伝えることも最終的にはアリだと思います。ほかの人に聞いてもらえると少しホッとするものです。

有言実行。必ず成功するとは言い切れませんが、我慢できたことは、みなさんのゴルフ人生において1つの重要な通過点になることは間違いないと思います。

ではまた