けんです。本日のお題は「先に決められる-負けそうな時の対処法」です。パターをしているとき、自分が距離の長さに限らず、いやな感じがするときに、相手がいとも簡単に入れてくる、そんなときに感じますよね。
「この短いパットを外すなんてことないよな」と異常な緊張感の中パッティングするとスムーズにストロークできなかったり、カップをすぐに見てしまったりして外すことはよくあることです。
パターに限らずドライバーショットからグリーンを狙うショットまで先に決められると緊張してしまう事は誰にでもあることです。もしもそれを今まで感じた事がない人は、ゴルフレベル的にまだ低い位置にいるかもしれません。昼食時ビールを飲むと昼からスコアが良くなる人がいます。
「やっぱりビール飲まないとエンジンかからないなぁ」っていいますよね。これって、自分が酒の力で、勢いをつけないとプレッシャーに押しつぶされる、プレッシャーに弱い、と言っているようなものですよ。みなさんは相手に隙を与えないようにしましょう。
話を元に戻して
たとえば、左右OBのホールで、相手が先にフェアウェイにティーショットを放ったときとても緊張しませんか。「自分にできるのかな」「OB打ったら恥ずかしい」「緊張しているのがバレてる!?」なんて・・・相手はちっとも思っていないかもしれませんが、当の本人は深く考えてしまいます。
そんな考える余裕があるのであれば、自分のプレーに徹する事といいたいのですが、そうは問屋が許しません。押し寄せてくるプレッシャーの中で、相手がナイスショットを決めて、胸をなでおろすところをみると緊張感が高まってきます。
そして、今まで練習もしたことないような、その場限りの打ち方を編み出す瞬間があります。このとき・・・ほとんどの場合、結果は見えていて、よい結果とは言えません。まず、どうして自分が追い込まれているのかをしっかりと考える事です。その事を解決する事でプレッシャーが半減するはずです。
大切な事・・・それは自分を追い込む前に、相手を追い込む!ということです。
3ホールほど前から誉めちぎっておくしたたかさもほしいです。そして、魔のホールにきたときに「ドライバーなの」と一言。たいていこの言葉で崩れるはずです。相手にとっても本当は短いクラブを持ちたいのだけれど、せっかく調子に乗ってるし、今までの貯金もあるしなんて自分をプレッシャーから開放することを考えているはずです。この言葉が相手にとっては大きなプレッシャーになるはずです。
相手がフェアウェイウッドを持ち出していても結果は同じですよ。「フェアウェイウッドなの」というだけです。相手にとっては守りに入っている事を悟られたくない、そこを突いてあげることです。
そして、思惑どおりOBだったとしましょう。どうですか、どんな気持ちですか?
今、まさにこの瞬間の気持ちがプレッシャーから開放されるということです。
さらに
「じゃぁ オレも続くよ」と、思ってもいない事を付け加えると、もっと開放されるはずです。そして、そのショットが、打てるところにさえ残れば(OBにならなければ)、相手にとってはさらに大きなプレッシャーになるんですよね。
ホント、ゴルフってメンタルが大切なスポーツだなぁって感じます。「ドライバーなの」のたった7文字でそれまで好調だった相手のプレーを止めて、しかも自分はプレッシャーから解放されることになるんですからね。
いつも言われっぱなしではいけませんよ。みなさんもバレないように(ここ重要)、相手(ライバル)の心理をついた言葉を見つけてください。けんはみなさんを応援しています。
ではまた