”けん”です。本日のゴルフレッスンは「低いボールを打つ方法」です。個人的な話ですが、弾道は高い方です、というよりも高かったといったほうが間違いないと思います。ゴルフを始めたときにスライスで悩んでいたこともあると思います。
アウトサイドインによるスライス系の球筋はどうしてもボールが高くなりがちです。ボールが上がるだけならまだしも、スライス系の球筋は基本的に自分の思い通りにボールを操ることはむずかしいということは後になって分かってきたことです。
ホームコースは年間の半分くらいは強風が吹き、風が無いといっても無風のときはほとんどなく高い球だけではゴルフになりません。そのためメンバーの人たちは自然にというか強制的に低い球を打つことを覚えなければなりません。
練習場にいる昔からのシングルプレーヤーは、それは上手く高い球低い球を打ち分けていました。ただそれに気づくまでかなりの時間がかかった気がします。
風の下を通るような低い球筋を打つためには、どのようなことをしているのか、そのときはまったく分かりませんでしたが、そんな人たちとラウンドするようになって気づいたことがあります。
私が打った低い球筋は、アゲンストのときは通用しないのです。途中から吹け上がるような感じで飛距離が出ません。風に負けてしまった球筋です。
シングルさんたちはというとアゲンストの風に負けない球筋で、普段の番手どおりに近い飛距離で打つんです。特にアゲだからといって強く打つわけでもありません。どちらかというとボールの飛び出しは私たちよりも少しだけ高い感じで、よく見ると・・・
低いドローボールを打っていたのです。ボールを少しだけ右に置いてインサイドから強く振ることなくボールを飛ばしていました。もしも強く振るとそれだけ無駄にスピンがかかってしまい、吹け上がってしまうからだと思います。しっかりとランも出ますからこれは使えます。
ドロンとした球筋ですから、風に負けることなく距離を出すことも可能です。みなさんも真似してみましょう。ドローボールよりも、強く振らないことのほうがむずかしく勇気が必要です。
冬場のゴルフ場は、普段は風が吹いていないところでも強い風が吹くことがあります。そんなときのためにも低い球筋を練習しておけばいいと思います。
周りの人たちは、風が吹こうが普段どおりの攻め方をします。スコアが乱れることは分かりきっています。かなり勝てるはずです。
こんなときこそ・・・
「今日は・・・・
ニギろうぜ。」
ではまた