ゴルフな気分-ゴルフクラブの選び方/売れ筋ギア

”けん”です。本日のゴルフレッスンは「飛距離アップのインパクト」です。インパクト前後のクラブの動き方で、飛距離や方向性が決まるといっても過言ではありません。

変則スイングでも正規ルートなら・・・

どんなに、ルートを外れたスイングでもインパクト前後が正規のルートをたどるのであれば、ナイスショットになるわけですから、インパクトを意識することはとても重要なことです。世の中には、いろんな変則スイングのゴルファーがいます。当然ですが、”けん”の周りにもたくさんいます。そして、みなさんの周りにもいるはずです。

練習はしないけど、ラウンドは週に3、4回行くゴルファーが”けん”の周りにはゴロゴロいます。中には、年間トータル400ラウンド以上するツワモノゴルファーもいます。じゃぁ~上手いかというと、ハンディ10程度です。たまに70台がでるかな、くらいなものです。

しかし、安定はしています。良くても悪くても80台前半でラウンドします。練習しないのでスイングは変則スイングです。変則スイングなので練習しないということも考えられますが。これだけ安定しているのには、スイングに再現性があるからで、インパクト前後が正規ルートをたどっているからです。

インパクトではリストターンしない

最近、リストターンすることを良しとするゴルフレッスンがありますが、どこでリストターンするか詳しく解説しているものはあまり見かけません。闇雲のそんな話を聞いているとボールに当たる前後にリストターンしてしまうようなことになりかねません。

やはり、ボールがクラブフェースを離れるまではリストターンしないことが大切です。それまで保ってきたフェース面の方向をリストターンすることで簡単に変えてしまうわけです。あまりにも早いリストターンはヒッカケを招いてしまいますし、リストターンをあまりにも遅らせてしまうとスライスすることもあるでしょう。

早めのリストターンは方向性が悪くなる

リストターンをすることはフェースの向きを変えてしまうことになると考えてください。パッティングで考えると分かりやすいと思います。パッティングではリストターンしませんが、インパクト前にリストターンすれば、左にヒッカケますよね。それと同じです。

ボールの先10センチまでは、リストターンをしないと決めて”それだけに集中して”ボールを打ってみてください。そのとき、左の肘は伸ばしたままです。肘を曲げてしまうと左脇から肘が後ろに回ってしまいます。いわゆる左肘が抜けるようなスイングになるんです。

まずは素振りで左の肘が曲がっていないかしっかりと確認することから始めます。自分ではできているつもりにならないこと、絶対に妥協しない気持ちで、自分に厳しくできるまで何度も挑戦してみてください。

飛距離アップに繋がるインパクト

フェース面を保ちながら、同じ方向へ押す力・弾く力が強ければ飛距離は必ずアップします。リストターンすることでボールを押す方向が変わってしまうとどうでしょう。力が分散してしまい飛距離は落ちるはずです。

飛距離アップはフェース面の方向と保ちながら、インパクト前後でクラブヘッドが加速することが重要です。厳密にいえば、ボールにクラブヘッドが当たるとヘッドスピードは落ちてしまいますけど。気持ち的にはインパクト後も加速する感じでスイングしましょう。

フォロースルーで初めてリストターン

フィニッシュに入る前でのフォロースルーの初期の段階でリストターンするはずです。きれいでよどみのないキッチリとしたフィニッシュをとるためには、リストターンは欠かせません。リストターンしないとスイングを止めてしまうことになります。また、リストターンしないと”左肘の抜け”につながります。

あくまで”けん”の考えであってみなさんに合うかどうかは分かりませんが、気になる方はやってみてください。

ではまた