80台でラウンドする最低ライン

本日のゴルフレッスンは、「80台でラウンドする最低ライン」です。何をするにも最低のラインというものはあるわけですが、ただ 願望だけで「90を切りたいなぁ」「80台でラウンドしたい」と考えていても、実際にそのチャンスが来たときに萎縮してしまい結果として大叩きして91とか93とかになってしまします。

調子の良し悪し

「調子」というものがあります。調子が良い、調子が悪いといいますが、誰もが使う言葉ですよね。ゴルフの場合、調子の良し悪しは大変重要な気がしてなりませんよね。

しかし、調子が良くても平凡なスコアになったり、調子が悪くてもどうにかなるのもゴルフなのです。できるだけ調子が良いときにラウンドするという虫の良すぎる人も中にはいますが、それではゴルフを楽しむことは出来ません。

80台でラウンドする最低ライン

いくら調子が良くてもゴルフ場は風が吹いたり突然雨が降ってきたりします。自分のときだけフォローの風が吹くことはなく最終的にみんなに平等に試練が降りかかるのです。

調子の良いことが、スイングの強振につながることがないようにしたいものです。強振することが結果としてスコアに直結しない今の自分がいることを理解したいところです。

調子というのはスコアに直結しなければ何の意味もないのです。その調子の目安が下記の1~4です。1つのミスもすることなくラウンドすると80台前半が一気に出せることもあります。

80台でラウンドするための致命的なミスを知る

暇なときにゴルフ練習場に集まっていると、「今から行こうか!」ということになり、ラウンドするときもありますが、一般的にはラウンドする日はあらかじめ決まっていることが多いと思います。

ラウンドする日に調子を合わせることは非常に難しく、日ごろ、ドライバーの練習やアイアンの練習に多くを費やしているため、ドライバーやアイアンの調子ばかりが気になります。アプローチやパターなどのショートゲームは、スコアに大きな影響を与えることは分かっていても何となく上手くいくのではないかと楽観的な余裕があるものです。

90を切る・80台でラウンドするための最低のラインをまずは考えてみましょう。これができれば91は打たないのです。致命的な最低ラインのミスを考えます。以下がそれになります。

1.ドライバーの最低ライン

ドライバーはOBが致命的なミスになると思います。池ポチャは前に進めるだけOBよりもマシです。OBですべてを台無しにしてしまうことも多く気持ちが整理できていなければ連続OBもよくあることです。

2.アイアンの最低ライン

アイアンは当然OBと言いたいところですが、アイアンのOBは論外です。アイアンの致命的なミスは前に進まない空振りやダフリです。少しでもピンに近づくことがスコアを縮めるためには必要になります。「それくらいは・・・」と感じているでしょう。しかし自分の実力はそれとさほど変わらないのです。深いラフから出すこともできずクラブを変えたりすることありませんか?

3.アプローチの最低ライン

アプローチは、1回でグリーンに乗せることです。あんなに広いグリーンなのにアプローチでボールが乗らないということはありえないわけですが、気持ちを出したアプローチをしてしまうとダフったりトップしたりしてしまいます。最低2パットで狙えるところまでは寄せたいです。

カップを中心にした半径3メートルの円にボールを止めることができますか?

「簡単じゃん!」って声が聞こえてきそうですが、ピンを目の前にして同じような気持ちでアプローチができるのであれば、ボールは半径3メートルの円どころかもっと近くに寄ると思います。3回に1回、1パットできれば上出来と自分に言い聞かせましょう。

4.パッティングの最低ライン

パッティングの致命的なミスは3パットです。ロングパットやミドルパットで1パット目でしっかりと寄せること、ショートパットを外さない、ショートしないことが3パットしないためには大切です。

まとめ

実はこれだけの致命的なミスをしないとして、初めてスコアが90なのです。

しかし、現実的には、OBをしたり3パットをしたりします。それでもアイアンショットでパーオンすることもありますし、超ロングパットで仕方なく3パットすることもありますが、1パットで決めるホールもあるでしょう。

1パットで決めるときは、ロングパットやミドルパットが入るときばかりではなく、アプローチからの寄せワンも考えられます。ミスを相殺することも実際にはありますのでミスして「今日は90を切れないなぁ」なんて諦める必要もありません。

上記のことを頭に入れてラウンドしましょう。きっと80台でラウンドできるはずです。

ではまた