“けん”です。
今回の熊本の震災で被災された皆様に心よりお見舞い申し上げます。
先日、行われましたフジサンケイレディースで優勝した大山志保選手は、優勝賞金全額を熊本地震の被災地に寄付すると表明しました。
大山選手は現在の熊本中央高校で学生時代に過ごし、その後時期を空けて清元さんに弟子入りしています。大山選手の母校熊本中央高校は熊本城に近いので皆さんテレビでご存じのとおりの被害でしたから心配なはずです。
大山選手が熊本出身の人だと思っていたくらい(実際は宮崎県)、熊本に馴染みの深い選手です。また、笠りつ子選手ら熊本出身の選手も頑張っていましたね。
私も高校から計7年間熊本市内で暮らしていた経験があります。今住んでいるところは震災の影響は少なく震度1~4の地震があるくらいで、田舎に住む私たちにとっては、流通がしばらくストップしてしまい、数日スーパーなどの在庫が少なくなるくらいのことでした。
ただし、在庫が少なくなるといっても決してレジに並んでいる人たちがたくさん買っているわけではなく、被災した系列のスーパーへ商品を送っているということ聞いていましたので、あるもので済ませることくらい私たちにとって容易いことです。また、別のスーパーでは震源地付近に工場があるため商品を出荷することができないことも聞いていました。
まだまだ復旧には時間がかかるようです。福島県出身の友達がいるのですが、状況を把握すること、自宅に住めない方の仮設住宅への移転、その前の仮設住宅の場所の選定、道路の整備やライフラインの復旧などやることはいっぱいです。
私の子どもは今年高校1年生で寮に入寮しています。こちらも地震の影響は少ないようですが、大きな地震が起きたとき津波注意報が発令されましたので、夜中に避難したそうです。寮の規則として注意報でも避難しなければならないことになっているようです。
学校も休校になり、入学して1週間も経たないうちに「自宅に戻ってください」ということでしたが、月曜日には学校が再開しました。
子どもの同級生はたくさん熊本市内の高校へ行ってますが、当然、寮や下宿です。個人的にもよく知っている子供たちです。
高校に入学して僅か1週間経たないうちに、右も左も分からない地で夜中に公園などに非難することになったと聞くといたたまれない気持ちになります。幸い今は田舎に戻ってきていて「無事でよかった」ということでしたが、時間が経つに連れ、これからどうなるんだろうと心配しています。
下宿が傾いたりしているらしいので、学校が再開しても、下宿を管理している人も被災しているはずですし、どこから通学すればいいのか。いまだに地震活動が続いている地へ子供一人向かわせることの心配も大きいです。
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それでも下を向いてばかりではいけませんね。
大山志保選手、そしてLPGA関係者の皆さん、感動をありがとう。
これからも応援してます。
ではまた