”けん”です。本日のゴルフレッスンは「ワーストスコアを良くする」です。ゴルフが老若男女が出来るスポーツといわれる1つの理由はハンディキャップにあります。それぞれにハンディを取得することで年齢、性別の枠を超えていっしょに遊ぶことができる競技です。
当然ですが、レディースティーやフロントティー、バックティー、チャンピオンティーなどティーングラウンドにもハンディをつけることができそれに加えてコンペ独自のハンディキャップやWぺリアを取り入れるとますます均衡した争いになりとても楽しいのです。
こうなると実力は関係なくほとんどくじ引きで決めるような順位になると思われがちですが、そうでもないのも事実です。「誰が優勝するかな?」なんて仲間同士のコンペの前には話題になります。「最近はA君が調子いいらしい」といった話になると思います。
たしかにA君は調子が良いのは確かです。コンペのハンディキャップも信じられないくらい、たくさん持っています。いつかはハンディを減らされることになると思いますが、それが今回のコンペとは断言できません。
ホールアウトしてみれば、A君は優勝どころか、平凡なスコア。良くて3位くらいに食い込むのがやっとだったりします。スコアの集計表を眺めてみるとハンディの少ない人が信じられないスコアで優勝していることが多いと思いませんか?ハンディが減るかプラスハンディにでもしなければ納得できない人もいるくらいです。
A君は85でラウンドすることもあれば100を叩くこともあるのです。平均的に90台前半でラウンドするわけですが、ここ数回のラウンドで最悪のスコアを実力を思っておいた方がいいのです。これは相手ではなく自分自身、そう思っておいた方がいいということです。
どれくらいでラウンドするのかスコアを聞かれることがよくあると思いますが、大抵の場合、ベストスコアで答えられます。ラウンドしてみるとそのスコアにはほど遠く、ちょっとした嘘つきといってもおかしくないくらいのスコアです。
このベストスコアって自分を追い詰めていることもあります。どうしてできないのだろう、この前はできたのに!ということになってしまいます。自分の中では冷静に自分の実力を判断すべきです。ワーストスコアを自分の実力と捉えることを本気で思うことができれば、違う結果になるはずです。
最近のラウンドの中で悪いスコアを出さないと考えることは、最後まで諦めることなくラウンドすることになりますし、自分に課した”無謀な課題”(ベストスコア)に潰されることもなくなるはずです。自分を追い込むことも大切ですが、それは練習の中で行なうことです。ただでさえむずかしいゴルフ場で自分を追い込む必要はまったくありません。
ただ、「どれくらいのスコアでラウンドするの」と聞かれたら平均的なスコアを言うことにしましょう。ワーストスコアをいうと何か腹黒い部分が見え隠れしてしまいます。(^m^)
謙虚さも行き過ぎると嫌みになると思ってください。
ワーストスコアを引き上げる(良くする)ことで最終的にベストスコアにつながるようになれば強いゴルファー(あなた)の出来上がりです。
ではまた