このままではミスショット
このままではミスショット

ゴルフは緊張がつきまとうスポーツです。

みんさんはどんなことをしてこの緊張感を紛らわせていますか?緊張感はある程度あったほうがよく、まったく無いのもいけないわけでとてもむずかしいのですが、この緊張感がみなさんのミスショットを誘発する原因であることは確かです。

ラウンド前の練習

ゴルフ場へ早めに着いたら、打ちっぱなしで練習することも良い方法です。ラウンドするときは、パッティング練習しかしない場合が多いと思います。それなりに時間に余裕がない限りなかなかラウンド前にボールを打つことはしないと思います(個人的にですけど)。

打ちっぱなしである程度、「今日の調子」を確認すれば、どんなミスが出るのかが分かりますので対策を施すことができます。また、ラウンド前日に練習して身に付けた”開眼”が本日も有効なのかどうか確認することができれば朝一のショットで緊張することはそれほど無くなります。

朝一のショットをする前に、数ホールラウンドするくらいの球数を打っておくことで架空の朝一ショット(ミスするであろうショット)を打ちっぱなしで吐き出しておくことができて、とても有効な手段になります。

力を入れてみる

特にパッティングを行なうとき、緊張で気持ち的に浮き足だった感じがするときは、一度グリップをギュッと握り、脱力することで、緊張感がいくらか取れることがあります。その場のふわふわした気持ちから現実に戻ることができる場合があります。

素振りも同じです。どの方向へどのような球筋のボールを打つのか素振りをする人はそれほどいませんが、素振りをする多くの人(アマチュア)は、体の動きを確認するためではなく、体の緊張感を解くために行なうことがほどんどです。

自分では気づいていないだけで勝手に緊張感を解く方法を行なっていているのかもしれません。

相手のミスで落ち着く

同伴者のミスで落ち着くこともあります。それだけに朝一のショットでは、できるだけオナーにはなりたくないなどの気持ちになってしまうことがあります。オナーになるとみんなの注目を一斉に浴びてしまいミスするところはよく見かける光景です。

ただ、相手のショットがナイスショットになった場合、追い詰められることになりますので、他人頼りの方法になってしまいます。朝一のショットだけではなく、邪魔をするとか、ミスを願うとか、ゴルフではあるまじき行為なので他の方法に解決策を見出しましょう。

個人的には、相手を褒めることで緊張感から抜け出せると思います。相手はミスが許されない状況に追い込まれますので一石二鳥です。ただし、逆に調子に乗る人もいますので使う相手には十分気をつけたいものです。

飲む

お昼にビールを飲むことで、緊張感から解放されることはよくあります。お酒の勢いを借りることでそれからのラウンドは思い切ったスイングができる場合があります。

お酒の力がミスショットを寛容にしてくれるのです。「これくらいいいや!」くらいの気持ちになります。お酒の力を借りることなくそれくらいの気持ちになれるといいのですが。ノンアルコールビールでその域に達することができるように自分を追い込んでみてください。

ただ、微妙な力が必要なパッティングではノー感になることもあります。

普段の練習から緊張感を持とう

打ちっぱなしはいろんなことを試して良いところです。それでも実際のラウンドはそういうことは許されないわけで、それが緊張感を煽ります。練習でミスに寛大になっていることが考えられます。

打ちっぱなしでは苦手なホールを頭の中にイメージして緊張感を作り上げながら練習することが大切です。打ちっぱなしでも妥協しない練習を行なうことにしましょう。そして、本番は、練習場のネットをそのホールの中にイメージして打つことが重要です。

ゴルフは気持ち(メンタル)が前向きのときは、スコアも良いものです。ある程度の緊張感は必要ですが、それ以上のものはプレーに悪影響を及ぼします。自分なりの緊張感を和らげる方法を見つけ出しプレーしてください。

ではまた