”けん”です。本日のゴルフレッスンは「勝つゴルフに徹する2」です。ゴルフは自然との闘いと昔からいわれていますが、これは世の中に相手がいないほど強い人くらいなものです。一般的にはメンタルが弱く相手を意識するとプレッシャーがかかってしまう、それから逃げる口実でしかありません。
ゴルフで勝つとはどういうことでしょう。
自然との闘いといってもどこからが勝ちでどこからが負けなのか、はっきりしません。自分に負けてしまったということであればいくらか分かります。「2番ホールはドライバーは持たない」と決めていたのに、つい周りの雰囲気に呑まれてドライバーを使ってしまう。このような場合が自分に負けてしまうということだと思います。
どんなスポーツでも相手に勝つことが最大の勝利である以上、ゴルフで勝つということは自分がライバルと思っている人にスコアでそれもグロスで勝つことが最大の勝利だと確信しています。
勝つとしてもそれが汚い勝ち方ではいけません。自分に厳しくそれでいて相手がどんなに汚い手を使ってきても勝つことで自分との戦いも含めて完全勝利になるわけです。
これは実はよくあることなんです。小さなコンペなどで同スコアになった場合コンペのルールではアウト勝ちとか、カウントバック・マッチング方式を採用することがあると思います。しかし、年齢勝ちという何ともお粗末なルールもあります。
年上を敬うことはとても大切なことです。これにより年齢が上の人に優勝を譲ることもあります。ネットのスコアであれば分かります・・・
個人的な経験上、ベスグロでこれをやってくれたゴルフコンペもありました。”けん”としては当然アウト勝ちやカウントバックになると思っていたのですが、コンペのルールで決めていないということで、年齢勝ちが採用されたのです。これにはビックリしました。
悔しくて仕方ありませんでしたが、これは自分に非があると考えました。あそこで1打でも縮めることができたはずなのに、それをしなかったからであり、このようなことになることもしっかりと想定内で考えていなければならなかったわけです。
それからというもの、そのコンペでは勝ち(ベスグロ)にこだわったプレーに徹することにしました。小さいコンペといっても20組くらいの規模です。
どんな状況でも相手に勝つことに徹することが大切なのです。相手に文句を言わせないようにキッチリとグロスで勝つことでそれが可能なのです。
どうしても勝ちたい相手がいるときは、スコアにこだわったラウンドをすること。それには決め事もたくさんあるはずです。自分に課した決め事は必ず守ること相手に勝つ前に自分に勝つということです。それができて初めて相手を完膚なきまでやっつけることができるわけですが・・・
相手はそうは思っていません。たまたま負けたと思っているのです。これを繰り返しているとライバルとは言えなくなります。相手の戦意は空回りしますし、もしもそれまでの攻め方でラウンドしても負けることもなくなっているはずです。それだけ見えない部分で自分自身が成長していることに気づくはずです。
ではまた