中古ゴルフクラブナビは中古のゴルフクラブの選び方、販売買取について詳しくお話します。こちらでは中古ウェッジについて解説します。
別売りになったウェッジ
最近では当たり前になっているウェッジの別売りにより、ウェッジの需要も大きくなりました。アイアンセットといえば、3番アイアンからSW(サンドウェッジ)まで、すべてを揃えたものだったわけですが、最近では、アイアンセットが5番アイアンからPW(ピッチングウェッジ)までというようなセット販売がされていることが多いです。当然ですが、足りないウェッジは別売りで揃えることになります。
また、ウェッジの性能が上がったことから、アイアンはそのままにウェッジだけを別のメーカーのものを使用したりするゴルファーも増えています。特に激スピンモデルは人気があります(現在は角溝仕上げのウェッジはルール上禁止になっています)。
ウェッジといっても種類は豊富で下記のようなウェッジが一般的に使用されいてます。
ピッチングウェッジ | PW | 48度前後 |
---|---|---|
アプローチウェッジ | AW | 52度前後 |
サンドウェッジ | SW | 56度前後 |
ロブウェッジ | LW | 60度以上 |
大まかなロフト角度を示していますが、一般的にウェッジ間のロフト角度の差は4度が理想とされています。
2本挿しが当たり前になったウェッジ
一般的にウェッジを揃えるということを考えると、AWとSWの2本挿し!これは多くのゴルファーが行っているクラブセッティングです。2本だけ黒色のウェッジを入れるだけで上級者になったような気分も味わえます。
最近では、それに加えてPWを入れているゴルファーもいるために、アマチュアゴルファーの間でも少し人気が出てきているようですが、PWを単独で発売しているウェッジメーカーに人気が偏っているようです。例えばフォーティーンなどです。
ロブウェッジについてはあまり見かけません。昔はロブウェッジ=高く上がる=スピンがかかる、ということで、個人的にも使っていたことがありますが、最近のSWは58度くらいまであります。するとボールもしっかりと上がりますし、角溝仕上げを施してありますので、ボールへの食いつきがよく、強烈なスピンが可能になっています。
この角溝仕上げは、フルスイング、場合によってはハーフスイングでもボールが削れるくらいの食い込みでボールを摩擦しますのでボールへの影響を考えている方は選択の分かれ道です。
スピンを取るかボールを取るか!ということですが、一度、大きなバックスピンを経験すると止められなくなるかもしれません。
中古ウェッジについても、2本まとめて買うことが当たり前になっているような気さえするウェッジですが、ウェッジは消耗品と割り切って買いたいところです。