中古のゴルフクラブは買うことのほうが注目されがちですが、ご存じのように売ることもできます。
売るのも買うのも仕事の内!中古ゴルフショップ
中古ゴルフクラブは、ただ単にニューモデルだから、レアものだからという理由で価格が高くなっていたり、古いから、誰も使用していないからという理由で価格が安いわけではありません。
中古ゴルフクラブは、買い取った時に傷の具合を確認してその状態によってクラブの品質を査定しています。その査定を行なうのは人間ですから、個々で査定額が大きく変化するのは、中古ゴルフショップとしても問題です。
安く買い取ると、中古ゴルフショップとしては、利幅を稼ぐことができることになりますが、それではクラブを売ってくれるお客さんがいなくなってしまいます。また、その反対に高く買い取ると売る時に利益が無くなってしまいます。
売れなければショップの在庫として抱えてしまうことになりかねません。そのため、中古ゴルフショップでは、査定マニュアルを用意しています。査定する人が変わっても査定額の差額誤差も少なくなりますし、見落としも少なくなります。査定時間もマニュアル化しておけば、短縮できますし、待ち時間も計算できるのも利点です。
そういうわけで、どこの中古ゴルフショップでも大きな差額が無いことがわかるはずです。
買取査定で高く売る
中古ゴルフショップは、何もクラブを買うばかりのお店ではありません。使われなくなったゴルフクラブを買い取っているからこそ、商品を陳列できるわけです。中古ゴルフショップがクラブを買うときに、クラブの状態を調べます。これを買取査定(買い取り査定)といいます。
買取査定には、中古ゴルフショップごとに、査定内容のチェックリストがあり、それに沿って査定されますので、どこの中古ゴルフショップも大きな差がないことが多いようです。
その買取査定で、AランクとかCランクなどとランク分けされるわけです。
しかし、これだけではないこともお話します。
ヘッドカバーは別に買う!?
オリジナルのヘッドカバーがあるのなら、無いより高く売れます。当然ですが、もともとあったオリジナルのヘッドカバーも汚れていなければそれだけ高くなるわけです。そのためには、ドライバーやフェアウェイウッドなどについてくるオリジナルのヘッドカバーは使わないことが大切です。
私の場合は、オリジナルのヘッドカバーは新品のままで使いません。売る時に、押入れの中から初めて取り出します。使っているのは、別途購入したものです。どのドライバーにも合うようにそれなりのものを使っていれば長く使えます。
ちなみに私が使っているのはパーリーゲイツのヘッドカバーでたいへん気に入っています。自分のドライバーだとすぐにわかります。
グリップ交換は禁止!?
オリジナルの法則があるようで、グリップに関しても同じことがいえます。どんなに磨り減っていてもオリジナルのグリップだと、高くなる!?ということではなく、グリップ交換すると安くなるということが本当のようです。要はいじってないという事が大切なのでしょうね。
これはショップによってマチマチかもしれませんけど・・・一応知っておいたほうがいいですよね。
リシャフトも法則どおりだが・・・
リシャフトについても同じことが言えます。やはりオリジナルのシャフトのほうが高く売れます。それならということで売るときだけオリジナルシャフトに交換すれば良いのでは!と考えがちですが、それは”浅はか”な考えで年間ビックリするようなクラブ見ている査定のプロにとっては、すぐにわかるそうです。
しかしながら、最近では様々なニーズに対応するためにメーカーからもシャフトメーカーのシャフトを取り付けたゴルフクラブが特注品として発売されています。これはオリジナルとして査定されるようです。安心してください。
上記のような理由で基本的にはオリジナルが高く売れます。参考にしてください。