
”けん”です。本日のゴルフレッスンは「ゲロ吐きそうな朝一のティーショット」です。朝一のティーショットは、どんなにゴルフをしていても嫌なものです。
朝一にオナーになることも嫌ですが、そこでナイスショットしてしまうと同伴者にこのプレッシャーが降りかかることになります。そのため同伴者の気持ちは・・・
「失敗しますように・・・・祈(>人<)・・・・」と願っているのです。
当然、4番手になったときは逆の状況になります。前の3人がそこそこのショットをすると緊張感MAXになったりします。
さて、朝一のティーショットが上手くいくための方法をいくつかお話しします。
どれか合うはずだ!
余所行きのゴルフをしない
一般的に言われるのが18ホールの1ホール目、ゴルフは18ホールのトータルで考える、という何とも説得力のないレッスンです。それができれば、緊張しないと叫びたいところです。
それよりもトリプルボギーを打ったとしても、18番までに3つバーディーで取り戻してやるくらいの意気込みで向かっていきたいものです。
余所行きゴルフで数ホール上手くいってもどこかで化けの皮が剥がれてしまったときは大叩きの予兆です。気持ちが壊れてしまってはどんな対策も効き目なしです。
同伴者を意識してしまうこともよくあることですが、同伴者だってアマチュアです。1番で叩いて離されてしまっても、我慢してついていけば、ハーフで追いつけたりするものです。
追いかけられるとミスしてしまうのがゴルフ。同伴者の大叩きが自分への良薬になる場合もよくあります。
ゴルフを長くやっていても気持ちの良いものではない朝一のティーショットですが、あまりにも緊張しているときは、「ここは2番ホールで前が詰まっている。」そのため後続組が見ていると考えると少し楽になります。
1つ武器を持つ
武器を持つのはドライバーが一般的です。朝一のティーショットで何が怖いか!それはOBではないでしょうか。OBをしない方向性重視のドライバーショットを覚えることが大切になります。
この打ち方ならフルショットのときよりも20%ほど飛ばないけど、OBにはならないという打ち方を覚えることです。しかし、これも何ラウンドも続けられるようなことではありません。いつかやめなければならないのです。
個人的にはショートアイアンにそれを求めるのも良いと思います。ここからなら結構な確率で寄せることができるというショットを作ることです。これができると非常に楽になります。
スコア的にトータルでドライバーが計2つミスしても計3つのアイアンショットでカバー出来たりします。でもこれって結果的に「ゴルフは18ホールのトータルで考える」に行き着くんですけどね。
ルーティンを考える
ピア・ニールセンの54ビジョンですが、ご存知かもしれませんね。ボールを打つ場所を仮想ボックスと考えて、そこに入る前に今から行うことはすべて決めておき、ボックスに入ってからは何も考えず機械的に決めたことをきっちりと行う。
簡単に言えばそんな感じのことです。サイボーグになる感覚でしょうか。これは朝一のティーショットだけでなく行いたいです。
しっかり捻転する
この時期になると特に朝一のティーショットは体が回りきらないことが多いです。寒さで体が回らないということもありますが、それ以上に重ね着が原因の時もあります。そのときだけ脱いでみるとかも良いかもしれませんね。
自分で感じた緊張感は必ず身になる
最終的に自分で感じた緊張感は必ず身になります。緊張感が自分のゴルフを成長させます。ジュニアからゴルフをしているわけでもなく社会人になってゴルフを始めた人にとっては「こんなに緊張する場面があったかどうか」たとえあったとしても「いつ以来だろう」それくらい緊張するものです。
ただ、この緊張感があるからゴルフはやめられないし楽しいのです。
ではまた