フライヤー現象

S君の5番アイアンでのセカンドショット!ボールの横にきらりと光る物体!

ヘッドも飛んでいきましたヽ(‘Д`;)丿クラブが折れたようです。

そこまではよくある話ですが・・・S君は、折れたシャフトとヘッドを一年以上キャディバッグの中に入れてました。

ラウンド時のクラブ確認で「これなんですか?」とキャディさんに聞かれ、そのたびにポケットからヘッドを出しては、その時の説明をしてました。

”けん”です。本日は「フライヤー」についてお話したいと思います。初心者の頃はフライヤーなど考えた事もなかったのですが、はじめてフライヤーと確認できた時は・・・

少しうれしかった・・・・のは”けん”だけでしょうか!?

フライヤー現象

フライヤーはボールとクラブフェースの間に芝が入り、フェース面の溝が使えない状況になり、ボールにスピンを与える事ができないことで起こります。

雨の日だって溝に水がはさまりフライヤーするんですよ。

フライヤーはボールが飛びすぎるときもありますし、ドロップして距離が出ないときもありますよ。特にロングアイアンではドロップしてしまいます。

”けん”の場合、フライヤーで飛びすぎるのは7番前後のアイアンみたいです。3番アイアンはドロップして飛ばないことが多いですネ。今はそんなことも分かっているので6番とか7番アイアンでフライヤーさせて距離をかせぐことだってあります。

”けん”が教えていただいた事に「短いアイアンはフライヤーしない」と言われた事があります。厳密に言うと間違いなのですが、フライヤーを飛距離だけで考えると間違ってもいないんですよね!?

短いアイアンとはAW(アプローチウエッジ)やSW(サンドウェッジ)のことです。”けん”はPWではフライヤーしますので、AWとSWで考えています。人それぞれ違うと思いますよ。

分かりづらいでしょ。ではAWやSWはフライヤーしないの・・・?

もちろんフライヤーします。7番アイアンではどちらかというと、前後の距離に影響が出るフライヤーになります。しかしAWやSWのフライヤーは高さのフライヤーになりやすいのです。

ですからフライヤーしないのではなく、空にフライヤーしやすいんです。教えてくれた方はそれを「短いアイアンはフライヤーしない」と経験から感じていたのでしょうね。

”けん”にはプロのような技術がありませんが、テレビ中継などを見ていると解説者の方が「フライヤーを高さで止める」といいますよね。プロは短いアイアンに限らず、ミドルアイアンでも空にフライヤーさせる技術があるんだなぁっていつも思っています。

このフライヤーですが、どれくらいボールが飛んだり飛ばなかったりするのか、個人個人で違いますし、そのライでも毎回違います。計算できないんです。

私たちアマチュアのフライヤー対策としては別の打ち方をするよりもフライヤーするものとしてクラブの番手を落とすことが一番いいでしょう。今からの季節、十分に水を吸った芝が待ち構えています。

経験が「ものを言う」フライヤーですから基本はまず、いつものように残り距離でクラブを決めたら、1番手落とす事をおススメします。ライをみて1番手では足りない場合は2~3番手落とす事も考えてください。それでもグリーンに届く事があるんです。ピンまでの距離でクラブをチョイスするのではなく、その場のライにあったクラブを選びたいです。

ちなみに・・・・

トップして飛びすぎるのはフライヤーではありません(^m^)

ではまた