残念ながら飛ばし屋ゴルファーはやはり有利なのです。どんなにあがいても越えられない壁がそこには存在するわけで、飛ばない人はできるだけ・・・
飛ぶ部類に入るように練習しましょう。
ドライバーの飛距離はアドバンテージですし、ドライバーが飛ぶ人はアイアンだって飛びます。ただ、その力を間違った方向へ使わないことが前提です。どうしても飛ばし屋は飛ばしに走るくせがありますからね。
パワーのあるゴルファーは、ドライバーが飛ぶわけですから、セカンドショットの残り距離が誰よりも短く、ピンに近い位置からショットできることになります。
以下は一般的なゴルファーとパワーのあるゴルファーのアイアン飛距離を比較した例です。
残り距離 | 一般的なゴルファーの番手 | パワーのあるゴルファーの番手 |
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110ヤード
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9番アイアン
|
AW
|
120ヤード
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8番アイアン
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PW
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130ヤード
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7番アイアン
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9番アイアン
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140ヤード
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7番または6番アイアン
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9番または8番アイアン
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150ヤード
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6番アイアン
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8番アイアン
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160ヤード
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5番アイアン
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8番または7番アイアン
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ここで一般的なゴルファーが残り150ヤード、パワーのあるゴルファーが残り120ヤードだったとします。距離にして30ヤードの差がここで生まれることになります。
すると、セカンドショットの番手は、上の表から一般的なゴルファーが6番アイアンになります。一方パワーのあるゴルファーは残り120ヤードをPWになるのです。
距離にして30ヤード。一般的なゴルファーの感覚でいくと、120ヤードは8番アイアンですから、2番手の差になるのですが、パワーのあるゴルファーは120ヤードをPWで打ちますので番手差が、4番手も違うことになるのです。
4番手の差って大きいです。一概に言えませんが、レディースティーとフルバックティーの違いがあるといっていいでしょう。パワーのあるゴルファーは、一般的なゴルファーがレディースティーからラウンドしている感覚に近いわけです。
セカンドショットを一般的なゴルファーの後に打つことができるパワーのあるゴルファーは、分かりにくい風向きも一般的なゴルファーのショットが参考になるのです。
しかも4番手も短いアイアンで打つショットわけですから、セカンドショットがピンに近づくのはパワーのあるゴルファーになる確率が当たり前のように高くなります。
それにより、短いパッティングが残ることになり、同伴者の行ったり来たりのパッティングラインが参考になりバーディが取れる確率がさらに増すことになります。
というわけで一般的なゴルファーの方は・・・
パワーを付けることも大切です。
あくまで理屈上のことです、気になる方はそうすべきです。
ではまた