ゴルフな気分-ゴルフクラブの選び方/売れ筋ギア

”けん”です。2010年、全米オープン最終日。ことごとく、スコアを崩す中、誰がトップに立ってもおかしくない状況でした。

石川遼選手は、前半崩してしまい、大きくスコアを崩してしまいました。ただ、日本人選手が、同じような形で崩れていくケースは何度も見てきました。「やっぱりダメか~」ということで片付けてしまうのですが、石川選手の場合、どういうわけか「今後が楽しみ」という気持ちになるところが今の石川選手です。

やはり上位に来た選手は、最終日前半に我慢した選手ばかりです。今後は最終日の前半にどれだけ食らいついていけるかがカギになるのではないでしょうか。それにしてもホールアウト後のインタビューで青木功氏の遼君に対するやさしい言葉が身にしみました。

今回のぺブルビーチでの全米オープンのグリーンですが、色がまだら模様になっていて、茶色い部分が速く、青い部分が遅いからむずかしいと解説の羽川さんが言ってましたが、まだら模様のグリーンを正確に読むことは無理。

私たちがラウンドする高麗グリーンでも同じようにまだらに芝目が入りくむコースがありますが、とてもむずかしいです。ちょっとした神頼みが必要になってくるものです。

タイガーも良いところなしのラウンドでタイガーチャージを最後まで見ることなく終了です。イライラタイガーを見ることもありませんでした。期待のミケルソンもエルスも何となく不発という感じ。

普通、メジャーの大会でもトップに立とうとする選手は、スコアを伸ばすか、見せ場を作るものですが、今回の全米オープン最終日は、それもなく選手みんなに試練のゴルフを強制されているように見えました。ダラダラとスコアを崩していくのを見ているだけ。

一息入れるホールがないので、気づかれしてしまいそうです。最終的にはアンダーパーが1人もいなくなりました。優勝はグレアム・マクドウェル選手。最終日スコアは落としましたが、3日間の貯金を生かしアップアップの優勝となりました。

ファンあってのプロトーナメントなので、あまりにも酷いセッティングはこれでいいのかと考えさせられます。個人的に終わってみればフラストレーションのたまるメジャートーナメントでした。ただ、グレアム・マクドウェル選手の優勝シーンは感動的でした。

ではまた