”けん”です。昨日の中日クラウンズでは石川遼プロがとんでもスコアで優勝しました。三日目まで1アンダーだったわけですが、放送が始まるとスコアボードに「石川遼11アンダー」の文字。
目を疑いました。何かやってくれたということがしばらくすると分かりました。石川選手がアマチュアで優勝したとき以来ですが、ゾクッとしました。
最終日で逆転優勝することはトーナメントではよくあることですが、最終日12アンダーでラウンドして逆転優勝なんて凄すぎです。しかも中日クラウンズの名古屋ゴルフ倶楽部 和合コースはむずかしいと言われていますので、18ホールで12バーディーは、まるで・・・
みんゴルです。
石川選手の攻め続ける姿勢に対して今のところ誰も疑いを持たず、批判の対象になっていません。それは石川選手を暖かく見ているファンやマスコミの存在が大きいと思われます。
タイガーも攻めるゴルフをしていましたが、状況によってティーショットでアイアンを持つようになりました。わざわざミスの確率の高いドライバーは持たないようになりました。
確かに勝てると分かったときは、確実に勝てるようになったタイガーですが、そうなると見ているファンの方は最終日残り数ホールは見ていて面白くなく消化試合に見えてしまいます。
ファンあってのプロのトーナメントです。自分の成績もかかってきます。その辺の捉え方がとてもむずかしいわけです。ファンは劇的な試合を望んでいるものです。石川選手は現在それをできているので見ているほうも興奮するのだと思います。
お父さんの勝美さんから、弱気のパッティングを続けていたらファンがいなくなると言われたそうです。お父さんはファンの気持ちも分かっている方なおのでしょう。ショートするようなパットをするプレーヤーは見ていて楽しくないものです。
宮里藍選手も優勝しました。こちらは日本ではなく世界で戦って今季5戦中3勝ということで今のところ乗りに乗っている感じです。
ではまた