ゴルフな気分-ゴルフクラブの選び方/売れ筋ギア

多重ソリッドのボールとは、ボールの構造が複数の層で構成されているボールのことです。

近年のゴルフスタイルを大きく変えた多重ソリッド

ゴルフの飛距離を大きく伸ばしたのは、何より多重ソリッドの開発といっても過言ではありません。私がゴルフを始めた1990年代、ゴルフボールは2ピースボール時代になりつつありました。

それまでは、糸巻きボールが主流でした。私は当然、新品ボールなど使うことはなく、ロストボールでしたのでロストボールの中身はほぼ糸巻きボールでした。そんな中で、ブリヂストンが開発した「レイグランデWF432」というボールが人気になっていました。価格は800円。とても手の出るものではありませんでした。しかし、一度使用すると異常な飛距離に驚いたものです。

あれから、ボールの構造が大きく変わってきたような気がします。現在では3ピースボールは当然として4ピース、5ピースといった多重ソリッドボールが開発されるようになりました。素材を変えることでスピンや飛距離、フィーリングまでも1つのボールで味わえるようになったのです。

自分に合うボールがきっとある多重ソリッドで種類が豊富に

多重ソリッドのメリットは、中に複数の素材を組み合わせることで、ボールが柔らかくても飛ぶようになったことや、柔らかいだけにスイートスポットを外しても球離れが速くなりにくくなりボールを潰せるようになったことなど様々です。以前の硬いボールはスイートスポットを外すと必要以上のスピンがかかり曲がっていたものです。

また、飛距離がでるディスタンス系のボールとスピン系のボールという相反するボールの間をいくつもの間隔で埋めることができるようになりました。それだけに複数のボールに分かれていきたくさんの種類のボールが開発されました。たくさんのボールがあるということは、自分の理想に近いボールも存在することになるわけですから良いことなのですが、たくさんあるだけに探すことがむずかしいわけです。

自分のゴルフスタイル、ヘッドスピードなどをしっかりと把握しボールを選ばないと、今までと何も変わらないということになってしまします。

ゴルフボールをお探しなら