ゴルフをしていると感じることですが、ボールのフィーリングってあると思います。とくに感じるのがボールの硬さ。このボールの硬度は、数値で示されていて、100、90、80など100が一番硬い数値になっています。ボールの硬さは圧縮度で示され、コンプレッションと言います。最近ではケースの裏側に書いてあることが多いようですし、メーカーのカタログで確認できるようになっています。
自分に合ったゴルフボール
ゴルフボールは、インパクトで潰れたあと元に戻ろうとする復元力で飛んでいきます。それだけに硬いボールを使う場合は、潰せるだけのヘッドスピードが必要であり、それができるゴルファーにとって硬いボールは武器になります。
一方、ヘッドスピードの遅いゴルファーにとって、硬いボールは、必ずしも飛ぶボールではなく飛ばないボールになってしまうことになります。しかしながら、潰れすぎることもエネルギーをロスしてしまいますので自分のヘッドスピードやスイングに合ったボールを探し出すことが大切です。
硬いからディスタンス系ではない
ボールはいっしょでもゴルファーごとに自分に合ったボールは違うわけです。しかし、最近では多重ソリッドのボールがたくさん開発され、ドライバーでは飛び重視、アイアンではスピン重視というようにボール自体が複数の役割を持つようになってきたのも事実です。ただのボールとは言えませんね。
以前は、ボールが硬ければディスタンス系のボールと言われていました。しかし、最近のボールはディスタンス系のボールだからと言って硬いとは限らないわけで柔らかいボールのほうがディスタンス系だったりします。
冬場のゴルフボール
普段はコンプレッションの高いいわゆる硬いボールが好みの方も、冬場になるとカチカチのボールに戸惑うことがあります。インパクトでボールを潰すことができず飛距離ロスは否めません。私はこのような場合、コンプレッションの低い柔らかめのボールを使うようにしています。
冬場のゴルフであり本来であれば、シャフトがしならない感じがを受けることが最も気になりますが、ゴルフクラブ自体を変えてしまうことは、金銭的にもとてもかなわないことですから、気休めにボールだけを柔らかくしています。
それでもフィーリングは満足できますよ。あと、慣れていないだけにショートゲーム(アプローチ・パター)で慣れるまで少し戸惑いますけど、次第に慣れてくるものです。冬場のゴルフボールは柔らかめのボールを使うことをおススメします。
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