けんです。本日のお題は「キャディーさんに気を遣う」です。昨日の続きになりました。
右ドッグレッグホール、ティーショットが改心の当たりでした。当然残っていると思っていたボールは探しても見つかりません。あるだろうと検討をつけていた残り70~100ヤード付近をくまなく探します。時間も刻々と過ぎていきました。諦めてプレイング4から4打目を打ちました。
ホールアウト後、カートに乗り込むときに後ろを振り向くと斜面のところに”けん”のボールが・・・
残り30ヤードありませんでした、「やっぱりあった!」どうしても見つからなかったのか、見つけてくれなかったのか、という気持ちで、腹が立ち、キャディさんを睨み付けました。キャディさんも「すいません。」と平謝り。
「残念でしたぁ♪」と同伴者の笑い声で、余計に怒りがこみ上げてきます。ボールを拾い上げると間違いなく、”けん”のボールでした。それから10数ホールキャディーさんと口も利かず、ラウンドした経験があります。
今考えても恥ずかしいです。現在も、そのキャディーさんと会いますが、何もなかったように話もできますし、仲も良いです。しかし、そのときのことを忘れることはありませんよ。
ラウンド中は、自分自身のミスなのに、それを自分の中でキャディーさんのせいにしてしまったことに、恥ずかしさがありました。そのとき謝りたいけど謝れないし、自分の傲慢さにも腹が立っていました。結局ラウンド終了。とても後味の悪いゴルフでした。
帰りの車の中で、知り合いのキャディーさんに電話をして、「これこれこんなことがあった、自分が悪いのにキャディーさんのせいにしてしまった。」と理由を言って、その日ついてもらったキャディーさんに”けん”が謝ってたと「今度、ゴルフ場に行ったときに謝るつもりです」と伝えてほしいと言いました。
たったそれだけのことで、”けん”自身は救われた気持ちになりました。キャディーさんはどんな気持ちだったんだろう、と思うとかわいそうな気がしてなりません。しばらくして、折り返しの電話が掛かってきて、「気にしない気にしない」って言ってもらえたみたいでホッとしたことを覚えています。
キャディーさんも人間です。全てがわかるわけではありません。風の読みが違うかもしれません。そんなときは「風向きが変わった」、ラインの読みが違ったときは「打ててないなぁ俺!」など、それからは、”全責任は自分にある”と肝に銘じ、キャディーさんに気を遣う”けん”です。
キャディーさんは、それを気づいてくれます。「ライン間違ってました、すいません」
”けん”「いいえ、打ててなかったんです!ハッハッハ (^^;) 」・・・だんだん・・・
だんだん、強い見方になってくれるはずです。
もしも、みなさんに、けんと同じようなことがあったら、謝ることができますか?
反省すること、謝ることができたら、それからのラウンドは、キャディーさんに腹が立つことがなくなると思いますよ。自分は謙虚に、キャディーさんには気を遣ってみましょう。
ではまた