”けん”です。本日のゴルフレッスンは「初心に戻り呪縛を解く」です。長年ゴルフを続けているとスイングばかりか考え方にも変則的なガチガチの考えになってしまいます。ゴルフを始めたばかりの初々しいころの自分を思い出して、初心に戻ってみることで現在の呪縛を解くことができることもあるかもしれません。
例えば、いつもお話しますが、ドライバーの練習をしないように言われえることもおかしな考え方です。ドライバーは多くて14回しか使わないからほかのクラブを練習しろと言われます。「ショートアイアンを練習することだ!」グリーン周りのショートゲームがスコアを決めると言われます。
しかしながら、ドライバーの練習をしないばかりに、最低14回が15回16回・・・・20回とOBのたびに使用頻度が増えていくのも事実です。すると、ティーショットはドライバーではなく、フェアウェイウッドやユーティリティー、ロングアイアンを持つことができるようになれば、的な考えを教え込まれます。
それなのに、ティーショットでドライバー以外のクラブを持つと、「手堅いね」、「スコア狙っているの」など、昨日言ったこととは真逆のことを言うから分からなくなります。また、OBの後にフェアウェイウッドやユーティリティー、ロングアイアンを持つことは練習していないだけにドライバー以上に恐怖を感じるのです。上手く行くはずがありません。
ドライバーも練習することが大切です。思い出しましょう。
「手前から攻めろ」とも言われます。最近のグリーンは高麗グリーンよりもベントグリーンが主で手前から攻めていては、とんでもない距離が残ってしまうこともあります。ピンをデッドにとまではいかなくても、ピンが立っている面を狙うぐらいでいいわけです。
高麗グリーンのときは今ほどグリーンが広くなく、必ずといっていいほど受けグリーンだったのです。オーバーでもしたら下りのアプローチやパッティングが残ったものです。高麗グリーンはベントと比べて芝が硬くボール跡がさほど残らないので土に食い込むことがありませんでした。止まりにくく小さなグリーンのため直接乗せると奥まで転がっていくこともよくありました。
それだけに「手前から攻めろ」と言われたのですが、ベントグリーンになった今もそのころの名残なのでしょう。そんなことをしているからアイアンの飛距離が気になるようになったのではないでしょうか。最初から届かないクラブでグリーンを狙うことになるわけですから、できるだけクラブフェースを立ててパンチショット気味に打ってみたりしたものです。
現在は、ピンの奥だって十分狙っても構わないのです。そうすることで狙いどころが広がりますし、精神的にも余裕がでてくるはずです。
ではまた