2019年は渋野日向子選手の活躍で女子プロ人気の機運が高まった年になったようです。水を差すような問題もありましたが、先週の「大王製紙エリエールレディスオープン」で渋野選手が優勝したことでかき消してくれたような気がします。
今年の賞金女王争いも佳境を迎え、鈴木愛選手がトップで申ジエ選手、渋野日向子選手がそれを追う展開。最終戦を残したところの獲得賞金は以下。
ちなみにイ・ミニョン選手まで含めてすでに1億円を超えてます。直接見たことはありませんが、球筋はイ・ミニョン選手が好きですね。
鈴木愛の底知れない強さ
鈴木愛選手は、ここに来て3連勝と一気に賞金女王争いでトップへ。実力というか底力を見せつけているといってもいいでしょう。「大王製紙エリエールレディスオープン」では最後のパットを入れて2位に入るあたりは数字や結果では分からない底知れない強さを感じます。
鈴木愛選手は一定のリズムを刻む理想的なスイングなので、滅多なことがない限り崩れることがありません。ただ、それを維持するための根気強い練習と振りたいと思ってもそれをしない精神力はまさに女王で貫禄があります。4日間のトータルでゴルフをしっかりと客観的に見ることができるようにも思えます。
渋野日向子はパッティングがカギになる
渋野日向子選手が人気となり女子プロゴルファーの人気になお一層の拍車をかけた部分がありますが、あれだけ入っていたパターがことごとく入らなくなったことがしばらく優勝に絡めなくなった原因のように思えます。
パットイズマネーという言葉はプロゴルファーにとって死活問題。ショットでベタピンに寄せてバーディーを奪い取ることが理想ですが、ベタピンショットは毎回できることではありません。
鈴木愛選手はパッティングが得意で練習もパッティングに時間をかなり当てているようです。鈴木選手と渋野選手のスコアに大きな差が表れるのは、パッティングだろうと思っています。賞金女王の争いはパッティングがカギになるのは必至。
最終戦の「LPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ」は宮崎カントリークラブで行われています。
今週末なにもないので見に行きたいなぁ~
ではまた